PHP 変数 その1 【初級編 第6回】
変数の使用
前回は文末の処理について記述しました。今回は変数について記載したいと思います。
変数について
変数とは様々な値を一時的に格納しておく箱のようなものです。
毎回変化する値をなどがあった場合に、変数(箱)を用意することで、
その箱の中身は毎回変わりますが、コードの内容を毎回何箇所も修正する必要がなくなります。
基本的な記述のしかた
変数の記述方法はルールが決まっていて、変数名の前に $(ダラー)を入れる決まりになっています。
<?php $hensuu ?>
またこの箱($hennsuu)の中に値を格納したい場合は、以下のように =(イコール)を使用します。
<?php $hensuu = "テストメッセージ"; ?>
変数に代入した値は、以下のようにすることで表示させることができます。
<?php $hensuu = "テストメッセージ"; echo $hensuu ?>
変数のメリット
変数のメリットは、先ほど書いたように一度、変数の名前を変数の中の値が変わる処理部分に記述しておけば、
その後、何箇所もコードを書きなおす必要がなくなるということです。
簡単にいえばたとえば以下のような場合になります。
<?php //$hensuu = "テストメッセージ"; ←下記に修正 $hensuu = "サンプルメッセージ"; echo "$hensuu 1"; echo "$hensuu 2"; echo "$hensuu 3"; echo "$hensuu 4"; echo "$hensuu 5"; ?>
このように記述してあった場合、メッセージの内容を修正するのは「サンプルメッセージ」の1箇所で済むことになります。
ひとまず今回はここまでで、次回から変数の記述のルールなどについての部分を記述していきたいと思います。