手順の解説
基本的なエクセル操作と、マクロの記録方法、ボタンへのマクロの登録方法を知っていれば、造作もなく出来てしまうことでしょう。
手順としては、
①マクロの記録ボタンをクリック
②該当のセルをすべて選択
③右クリックして、数式と値のクリアを実行
④記録停止をクリック
⑤ボタンを配置
⑥ボタンに④で記録されたマクロを登録する
以上です。ひとつずつ見ていきましょう。
①マクロの記録ボタンをクリック
[開発]タブより、マクロの記録ボタンをクリックします。(開発タブが存在しない場合は、ExcelVBAを1から学ぶ! #1 ~マクロ・VBAとは?~を参考にしてください。)
②該当のセルをすべて選択
Ctrlキーを押下したままクリックすると、複数のセルを選択できます。
③右クリックして、数式と値のクリアを実行
複数のセルの値を一度にクリアします。
④記録停止をクリック
ここまでの一連の操作をマクロに記録します。
⑤ボタンを配置
[開発]タブより、[コントロール]の[挿入]からボタン(フォームコントロール)を選択し、任意の場所にボタンを配置します。
⑥ボタンに④で記録されたマクロを登録する
配置したボタンを右クリックし、マクロの登録より保存したマクロの登録を行います。
まとめ
簡易的な請求書フォームを用いて、一例としてボタンで値をクリアしてみました。
このように、マクロの記録機能は非常に便利に使うことができます。とりあえずこれをマスターすれば、今までの単純作業を効率化できること間違いなしです!
それでは次の練習問題まで。