PhpStormを使う。Gitの使い勝手。
はじめに
前回、前々回の記事で、Git設定編ということで、PhpStormでGitを使う為の設定についてみてきました。
今回は、実際にPhpStormにてGitを使ってみた使用感をお伝えしようと思います。
1.Gitコマンドを使うべし!
EclipseでGitを使う場合、基本的にGitコマンドを打つことはないです。
ですので、Gitコマンドを使いたい場合は、コマンドプロンプトなりを立ち上げて操作する必要がありました。
裏を返せば、特にコマンドなくてもなんでもできちゃうよ、というほど可能な操作が充実していると言えます。
一方PhpStormは、どちらかというと”Gitコマンド打って操作してね!”というスタンスです。
Gitビューを表示すると、PhpStorm上でコマンドを打てることが分かります。これはちょっとGitコマンドに慣れていないととっつきづらいかもしれませんね。
2.Gitステージングがない!?
ワークスペース→ステージング→コミットという3つのステージがあるGitですが、
PhpStormではGUI操作上はワークスペースとステージングの違いを意識することがありません。
デフォルトですと、以下のようにファイルの色が変化します。
茶色:アントラック
↓Add
緑色:ステージング
↓初回のCommit
黒色:コミット済。ワークスペースでの変更無
↓ファイル変更
青色:ワークスペースで変更有
↓Add
青色:ステージング
↓2回目以降のCommit
黒色:コミット済。ワークスペースでの変更無
(以下繰り返し・・・)
お分かりでしょうか?ステージングとワークスペースでファイルの色が同じなのです。
これはちょっと分かりづらいなぁというのが率直な感想です。これもやはりコマンドで確認しなさいということなのかな、と。
3.マージが分かりやすい!
マージは分かりやすいです。
Eclipseに慣れているとはじめは戸惑います。なぜかというと、例えばワークスペースとコミットとのマージの場合、Eclipseはそれぞれを画面縦2分割にして表示しますが、PhpStormの場合、3分割して表示してくれます。真ん中にあるのがマージしたものになります。これは慣れるとなかなかに分かりやすいような気がします。
まとめ
よくわからなかったらコマンド使いなよ!的なPhpStormのドライなスタンスが好印象でした。
あとマージも最初は困惑しましたが、慣れればアリだなと思いました。
ステージングに関しては確かにあまり使うこともないので、GUI上ステージングできる必要もないのかもしれません。
総じてGitに関してはかなり潔いなぁという印象でした。ある程度慣れている人には良いかもしれませんね。是非お試しください!
TechProjin 開発系基礎講座 連載リンク
基礎からPHPWEBアプリ解発を学ぶなら・・
PHP基礎 連載
AIなどで注目急上昇!これから学ぶならPython!!
独学で学ぶ-pythonプログラミング 連載
汎用性◎ 定番プログラミング言語JAVA
Java基礎講座 連載