まえがき
アクセスを集めるためにやるべきことを備忘録としてまとめてみます。
今回は、スポーツの中でも野球・サッカー・テニスを例に、どの題材がアクセスを集めやすいのか、また比較的記事が書きやすいのか調べてみようと思います。
Googleトレンドで人気度を調べる
Googleトレンド概要
- 期間・国・カテゴリ・キーワードを指定して、人気度の動向を調べることができる。
- 記事内容に複数の候補があれば、まずはトレンドを調べる。
実例
それぞれの過去3年に渡る人気度の動向を調べてみましょう。記事は日本語で書くことになるので、念のため国は日本を選択します。
野球 > サッカー > テニス
★瞬間トレンド
野球 > サッカー > テニス
という結果になりました。
次に、関連キーワードに注目してみましょう。
・野球
キーワードとして、速報/結果が見受けられます。
また、プロ野球と高校野球が2分化している結果となりました。
・サッカー
キーワードとして、日本代表が多く挙げられています。
・テニス
こちらはテニスコートが最人気キーワードとなっています。
また、テニスラケットやテニススクール等、見る側よりもプレイする側のキーワードが人気上位となっています。
結果と考察
トレンド傾向から、野球は甲子園、サッカーはワールドカップのシーズンがアツい!ということが分かりました。
記事を書くならこの辺りが狙い目かと思います。
注意点としては、速報を調べるユーザは試合の状況や結果だけを求めている場合が多いため、複数ページを閲覧する機会が少ないことが挙げられます。他サイトとは違った着眼点で記事を書くことが必要になるでしょう。
テニスに関しては、テニスコートが最上位でした。テニスコート予約をWebで行う時代ですので、この影響かと思われます。
ただ上の2つとは違い、プレイヤー視点での検索が見受けられます。複数ページを閲覧するユーザに期待が持てます。
Googleサジェストでロングテールキーワードを調べる
Googleサジェスト概要
- ロングテールキーワードを決定するために使用する。
実例
まずは語句の説明から。
ビッグワード…検索頻度の高いもの(例.野球)
ロングテールキーワード…ビッグワードを軸に、複合して検索されるもの(例.野球 速報 2016)
例えば、野球というキーワードのみで検索を行うことはまず考えられません。目的にマッチするページに辿り着くには、ロングテールキーワードを使ってサイトを絞り込むはずです。
ユーザの流入をより多くするためには、Google検索の1ページ目に表示されることが1つの目標となります。
ビッグワードだけでは既存のサイトに割り込むことは早々期待できませんが、ロングテールキーワードを駆使することによって検索1ページ目という目標がグッと近づきます。
さて、今回はトレンド比較でトップだった「野球」をビッグワードに、ロングテールキーワードを考えてみます。
キーワードを入力して検索すると、上図のような形で結果が表示されます。眺めてみて実際に執筆するイメージの浮かぶものを選定していきましょう。
今回は、「野球 マスコット」に注目してみたいと思います。
キーワードプランナーで月間検索ボリュームを調べる
キーワードプランナー概要
- 指定したキーワードの月間検索ボリュームを調べることができる。
- Googleサジェストのワード候補の検索ボリュームがどの程度なのか確認する。
実例
ロングテールキーワードを使うといっても、実際にユーザの検索ボリュームが十分でないキーワードを使ったところで期待した効果は生まれません。
Googleサジェストの検索結果をそのままキーワードプランナーに入力してみましょう。
Googleサジェストで選定した「野球 マスコット」をそのままフォームに入力します。
月間の検索ボリュームが確認できます。指定した期間での月間平均検索ボリュームは1300、ピーク時で2400ということがわかります。
実際に検索をしてみる
ユーザの検索ボリュームが十分であっても、競合するであろうサイトに勝ち目がほぼないパターンもあります。
下記の例を見てみましょう。
検索ワード:高校野球 ダイジェスト
検索結果を見てみると、テレビや新聞サイトが1ページ目を占めています。テレビ会社や新聞社よりもクオリティが高い記事が書ける自信がある方、記事数を稼げる方以外は避けたほうが無難でしょう。
検索の結果として、ブログサイトなどが複数表示されるものを選びましょう。そして敵情視察をしてみてください。
このサイト(ブログ)にクオリティ・記事数・アイデアいずれかで勝てる可能性がある!というものを探してみましょう。
まとめ
実例を交えて、記事内容におけるSEO対策について走り書きしてみました。考察は個人的な見解ですので、各自ユーザの視点から色々考えてみてください。