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春到来!IT新卒がなる早で取っておきたいIT資格まとめ

春到来!IT新卒がなる早で取っておきたいIT資格まとめ

春到来!IT新卒がなる早で取っておきたいIT資格まとめ

IT資格を取得してスタートダッシュを決めたい!夢と希望に溢れる新卒の方へ

春到来!残り僅かの学生期間を過ごす人、IT業界で一足早く働き始めている人、来るIT現場へ向けて猛勉強の日々を送っている人・・・。状況は様々かと思いますが、いざ4月に入ると研修やらOJTやら様々な雑務やらでどんどん時間はなくなっていくもの。早めにIT資格を取っておくことはきっと今後の自信にもつながるはず。

  • だけどいざ資格取得となると何をすればいいのかよく分からないなぁ。
  • 結構受験費用もばかにならないなぁ。
  • とりあえず会社にあれを取得しろと言われたから勉強しとくか。

というなんだかぼんやりした人へ向けて。
これはあくまで個人的な見解ですが、なる早でとっておきたいIT資格をまとめてみました!

1.応用情報技術者試験

1つ目は「応用情報技術者試験」です。「え?ITパスポートじゃないの?」「基本情報技術者試験じゃないの?」という意見も当然あると思うのですが、それはいったんおいておきましょう。
そもそもこの基本情報技術者試験や応用情報技術者試験というのは、IT未経験の新卒が頑張って勉強して取得するよりも、何年か経験を経たエンジニアが受験する方が圧倒的に効率が良く、且つ身になるというのが個人的な見解です。それは基本/応用情報技術者試験はあまりに広範であるためです。IT未経験で勉強するには結構な労力を要します。
しかし、そのデメリットを踏まえても早めに取得するメリットはあります。そのメリットとは、高度試験の午前が免除になることです。高度試験というのは応用情報技術者試験の更に上に位置する資格なのですが、応用情報技術者試験同様、基本的に年1回、多くても2回しか試験が開催されません。またそこそこ難易度も高い。この機会が非常に少なくそこそこ難解な試験に合格する上で、午前試験が免除されるというのは学習負荷を下げられるという点で大きなメリットです。
来る高度試験受験の日へ向けて着実に地盤固めをしておきたいという意識の高い方には、基本情報技術者試験とそれほど範囲は変わりませんので、どうしてもどちらかを受けるということであれば一気に応用の方をおすすめします。

受験料:5,700円(※受験料は変更している可能性があります。最新の受験費用は随時ご確認下さい)

2.OCJ-P Silver

プログラム系の資格として(ちょっと悩みましたが)、Javaの資格OCJ-Pを挙げておきます。
やはりJavaと言えば、いまだに最も広範なジャンルで使われているプログラミング言語といっても過言ではありませんので、プログラミングやオブジェクト指向の基礎を理解する上では手堅く、勉強しておいて損のない資格と言えるでしょう。OCJ-PにはBronze,Silver,Goldと3段階ありますが、1年目でSilverを取得しておけば、十分業務でも活躍できると言えるでしょう。Bronzeとの差異はそれほど大きくありませんので、目指すならSilverがよいでしょう。なおGoldは少し偏りが出てくるというか、実務によってはあまり使わないような内容も出てきますので、そのあたりは業務内容を踏まえて判断してもよいかもしれません。

受験料:26,600円(※受験料は変更している可能性があります。最新の受験費用は随時ご確認下さい)

3.CCNA

ネットワーク系のベンダ資格として、Ciscoの資格CCNAを挙げておきます。CCNAより簡易なCCENTという資格もあるのですが、業界的にCCNAの方が箔としては強いですので、できればCCNAを目指したいところです。
現在のITはネットワーク無しでは成立しないほど、ネットワークの知識はあらゆるITジャンルで役に立つ機会があることでしょう。ネットワーク資格のデファクトスタンダードと言えば、Cisco資格か、国家資格のネットワークスペシャリスト試験でしょう。ですので、CCNA上位資格のCCNPあたりを取得してからネットワークスペシャリスト試験を勉強すると非常に効率的です。さらにCCNPの上位資格のCCIEを取得すれば、ネットワークエンジニアの資格としてはもう十分でしょう。ただこのCisco系資格、受験費用が高いのがネックです。。

受験費用:35,400円(※受験料は変更している可能性があります。最新の受験費用は随時ご確認下さい)

4.LPIC level1

Linuxサーバ系の資格としてはLPIが主催しているLPICを挙げておきます。
LPICはlevelが1~3まであるのですが、Linuxサーバを扱うのであれば、level2を目指すことをお勧めします。なぜならlevel1は基本的な用語解説に過ぎず、暗記すれば合格できてしまうという側面があるからです。できればLinuxサーバとはどのように構築できるのか、というところまで理解をしておきたいところですので、その点ではlevel2まで取得しておいた方がよく、また、勉強しててもlevel2の方が断然楽しいでしょう。
ただ、level1を取得してからでないとlevel2は認定されませんのでスタートしてはlevel1から順序良く取っていくのがよいでしょう。ということで、LPIC level1としております。

受験料:31,500円(※受験料は変更している可能性があります。最新の受験費用は随時ご確認下さい)

5.MCP

Windows系の資格と言えばMCPでしょう。ただこの資格、非常に多くの試験で構成されており、どれを受ければ、というのは実業務との関連になってくるので、Windows系のサーバで実業務に必要なのはどれかが明確になっている方にはおすすめです。

6.ORACLE MASTER Bronze

データベース系の資格であればOracleマスターでしょう。MySQLやPostgreSQLの資格もありますが、OracleのBronzeであれば、SQLの基礎も学べますので、一石二鳥かと思われます。OracleDBを使われる方であればSilver,Goldと目指すのもありだと思いますが、Gold以降は受験料が跳ね上がります。

受験料:34,800円(※受験料は変更している可能性があります。最新の受験費用は随時ご確認下さい)

7.情報セキュリティスペシャリスト試験

最後に高度情報技術者試験の1つである情報セキュリティスペシャリスト試験を挙げておきます。
セキュリティが重要であることは周知の事実ですが、セキュリティの観点から一般的なセキュリティ知識を網羅的に判断してくれる資格というのは、情報セキュリティスペシャリスト試験以外にはほとんどありません。IT業界に骨を埋める覚悟のある方は、早めに目指してみるのがよいかもしれません。

受験料:5,700円(※受験料は変更している可能性があります。最新の受験費用は随時ご確認下さい)

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