【Scratch】Scratch(スクラッチ)ってなんだろう?【第1回】
この記事を読んでいるみなさんは「Scratch(スクラッチ)」というソフトを聞いたことがあったり、知っていますか?
この連載ではこれからScratchを使ってプログラムに触れてみたい、Scratchでゲームなどを作ってみたいというみなさん、
また、子どもにプログラムを教えたいという親御さんや学校の先生もこちらの記事でScratchへの理解を深めていただければと思っています。
Scratchとは
「Scratch(スクラッチ)」は、子ども向けのプログラミングソフトで、日本でも小学校などのプログラミング教育に使われています。
プログラミングソフトと聞くと、難しいコードを複雑に書いていくようなイメージがあるかと思いますが、「Scratch(スクラッチ)」は、
ビジュアルプログラミングとよばれる、コードを書かずに直感的な操作でプログラムを作ることができます。
コードを書くことなく、命令の書かれたブロックを組み合わせて並べることでプログラムを作ることができます。
目次
Scratchの使い方
ScratchはWeb上で無料で利用することができます。
まずはScratchの公式サイトにアクセスします。
サイトのURLはこちら!→ https://scratch.mit.edu
トップページの「作ってみよう」というボタンや、ヘッダにある「作る」をクリックすることでプログラムの作成を始めることができます。
Scratchの画面の見方
Scratchの画面は下のような構成になっています。
画面には、ブロックパレット、コードエリア、ステージ、スプライトリストの4つの部分があります。
それぞれの役割は次のようになっています。
Scratchでは、動きが書かれた「ブロック」を使ってプログラムを作っていきます。ブロックパレットブロックパレットはプログラムを作るために使う、様々な種類のブロックがある部分です。
ここからブロックを選んで、コードエリアに並べていくことでプログラムを作ることができます。
ブロックパレットの左にある「動き」や「見た目」などを切り替えることで、ブロックの種類を切り替えることができます。
コードはスプライト(キャラクター)ごとに作ることができ、キャラクターごとに別の動きをつけることもできます。
コードエリアコードはキャラクター等がどのように動くかを決めるために書くプログラムです。
スプライトにコードを作ることで、そのスプライト(キャラクター等)をプログラム通りに動かすことができます。
コードを作りたいスプライトを選び、ブロックパレットから必要なブロックをコードエリアに並べることでコードを完成させます。
ステージスプライト(キャラクター)が動く部分です。
スプライト(キャラクター)をいくつも表示したり、動かしたりすることができます。
また、ステージの背景を付けることもでき、この部分が実際のゲームなどの画面になります。
スプライトリストスプライトとは、ステージで動かすキャラクターやもののことです。
初めに作成画面を開いたときにはネコだけが置かれていますが、他にもさまざまなスプライトが用意されています。
スプライトは自分で作成することもできるため、オリジナルキャラクターをゲームの中で動かすということもできます。
ステージにいくつかスプライトを
プログラムを作りたいスプライトの
どうやってプログラムを書いていくのかということや、ゲームを作っていくのかは次回からの記事で
少し
Scratchでいろいろなものを作ってプログラムを学んでいきましょう!
Scratchの記事一覧
【Scratch】Scratch(スクラッチ)ってなんだろう?【第1回】
【Scratch】ネコを動かしてみよう【第2回】
【Scratch】いくつかの動きを組み合わせてみよう【第3回】