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【Scratch】Scratch(スクラッチ)ってなんだろう?【第1回】
2022.10.01
Lv1

【Scratch】Scratch(スクラッチ)ってなんだろう?【第1回】

この記事を読んでいるみなさんは「Scratch(スクラッチ)」というソフトを聞いたことがあったり、知っていますか?

この連載ではこれからScratchを使ってプログラムに触れてみたい、Scratchでゲームなどを作ってみたいというみなさん、
また、子どもにプログラムを教えたいという親御さんや学校の先生もこちらの記事でScratchへの理解を深めていただければと思っています。


Scratchとは

「Scratch(スクラッチ)」は、子ども向けのプログラミングソフトで、日本でも小学校などのプログラミング教育に使われています。
プログラミングソフトと聞くと、(むずか)しいコードを複雑(ふくざつ)に書いていくようなイメージがあるかと思いますが、「Scratch(スクラッチ)」は、
ビジュアルプログラミングとよばれる、コードを書かずに直感的(ちょっかんてき)操作(そうさ)でプログラムを作ることができます。
コードを書くことなく、命令(めいれい)の書かれたブロックを組み合わせて(なら)べることでプログラムを作ることができます。

目次

Scratchの使い方

ScratchはWeb上で無料(むりょう)利用(りよう)することができます。
まずはScratchの公式サイトにアクセスします。
サイトのURLはこちら!→ https://scratch.mit.edu

トップページの「作ってみよう」というボタンや、ヘッダにある「作る」をクリックすることでプログラムの作成(さくせい)を始めることができます。

Scratchの画面の見方

Scratchの画面は下のような構成(こうせい)になっています。

画面には、ブロックパレットコードエリアステージスプライトリストの4つの部分があります。
それぞれの役割(やくわり)は次のようになっています。

Scratchでは、動きが書かれた「ブロック」を使ってプログラムを作っていきます。ブロックパレットブロックパレットはプログラムを作るために使う、様々な種類(しゅるい)のブロックがある部分です。
ここからブロックを(えら)んで、コードエリアに(なら)べていくことでプログラムを作ることができます。
ブロックパレットの左にある「動き」や「見た目」などを()()えることで、ブロックの種類(しゅるい)()()えることができます。
コードはスプライト(キャラクター)ごとに作ることができ、キャラクターごとに(べつ)の動きをつけることもできます。

コードエリアコードはキャラクター(など)がどのように動くかを決めるために書くプログラムです。
スプライトにコードを作ることで、そのスプライト(キャラクター(など))をプログラム通りに動かすことができます。
コードを作りたいスプライトを(えら)び、ブロックパレットから必要(ひつよう)なブロックをコードエリアに(なら)べることでコードを完成(かんせい)させます。

ステージスプライト(キャラクター)が動く部分です。
スプライト(キャラクター)をいくつも表示(ひょうじ)したり、動かしたりすることができます。
また、ステージの背景(はいけい)()けることもでき、この部分が実際(じっさい)のゲームなどの画面になります。

スプライトリストスプライトとは、ステージで動かすキャラクターやもののことです。
(はじ)めに作成(さくせい)画面を開いたときにはネコだけが()かれていますが、(ほか)にもさまざまなスプライトが用意されています。
スプライトは自分で作成(さくせい)することもできるため、オリジナルキャラクターをゲームの中で動かすということもできます。
ステージにいくつかスプライトを()いたときには、ここに一覧(いちらん)表示(ひょうじ)されます。
プログラムを作りたいスプライトの()()え、スプライトの名前や位置(いち)、大きさの変更(へんこう)もここで行います。


どうやってプログラムを書いていくのかということや、ゲームを作っていくのかは次回からの記事で紹介(しょうかい)していきます。
少し(むずか)しい話も出てくると思いますが、画像(がぞう)や動画を使って作り方を説明(せつめい)していくので、まずは作ってみてどんな動きをしているのか考えてみてほしいです。
Scratchでいろいろなものを作ってプログラムを学んでいきましょう!

Scratchの記事一覧

【Scratch】Scratch(スクラッチ)ってなんだろう?【第1回】
【Scratch】ネコを動かしてみよう【第2回】
【Scratch】いくつかの動きを組み合わせてみよう【第3回】