【Unity】3Dアクションゲームを作ろう!#3 カメラ操作の実装
▶
【Unity】3Dアクションゲームを作ろう!#7 ステージの作成(Skybox・落下判定)
▶
【Unity】3Dアクションゲームを作ろう!#8 ステージの作成(スイッチ・扉)
▶
【Unity】3Dアクションゲームを作ろう!#9 プレイヤーのHP管理
▶
【初心者Unity】JsonUtilityクラスでJSONを扱う方法
▶
【初心者Unity】スクリプトからコンポーネントを追加する方法
はじめに
初回の記事はこちら↓
【Unity】3Dアクションゲームを作ろう!#1 プロジェクト作成
前回の記事はこちら↓
【Unity】3Dアクションゲームを作ろう!#2 キャラクターの導入
今回はカメラ操作を実装していきます!具体的には、TPS視点での実装となります。
Unityにおいてカメラ操作を実装する方法の一つにスクリプトを使用するものがあります。
スクリプトは、プログラミング言語を記述したファイルで、これを使用することでオブジェクトに追加機能を実装できます。
スクリプトを使用した場合、細かなカスタマイズをすることが可能ですが、実装するにはかなり複雑になってしまうため、プログラミングに対するスキルが要求されます。
※以下はかなり簡略化されたものです。きちんとした実装を行うにはこれでは全く足りません。
そこで今回はプログラムを一切書かない Cinemachine を使った方法で実装していきます。
カメラ操作の実装
① Package Manager で Cinemachine をインストール
Window > Package Manager を選択し開いてください。
開いたウィンドウ左上 in project から UnityRegistry に変更し、Cinemachine を検索して、インストールします。
② FreeLook Camera を作成する
GameObject > Cinemachine > Create FreeLook Camera をクリックします。
CM FreeLook1 が追加されました。
③ CM FreeLook1 の設定
CM FreeLook1 をクリックして選択します。
インスペクタービューで、CinemachineFreeLookを下記の通り設定します。
・Follow ⇒ Player (Transform)
・Look At ⇒ LookPos (Transform)
Follow はカメラが付いていく対象を設定する項目で、この場合は Player に付いていきます。
Look At はカメラが注視する対象を設定する項目で、Look Pos を設定することで、カメラが常に Player の頭部を向くことになります。
Axis Control で下記を設定します。
・Y Axis > Invert にチェックを入れる
・X Axis > Invert のチェックを外す
Invert は、カメラの反転を切り替えるための設定です。
ここでは変更していませんが、Speed を変更するとカメラの速度を変更することができます。
Orbit で下記を設定します。
・TopRig > Radius を「3」
・MiddleRig > Radius を「6」
・BottomRig > Radius を「2」
これでカメラの設定は完了です!
上部のプレイボタンを押して、マウスでカメラを動かしてみましょう。
おわりに
今回はここまで!
第3回の今回はカメラの操作を実装しました。カメラの設定値は一例ですので、個人の好みで調整してみてください。
次回は歩行時や走行時などの基本的なアニメーションを作成します。