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Skyboxの使い方
今回はSkyboxの使い方について紹介します。
Skybox を活用すれば空の雰囲気をガラッと変えることができます。
※ 使用しているUnityのバージョンは2019.4.19です。
Skybox（スカイボックス）とは
Skyboxとはシーンの地平線を演出するための仕組みです。
Skyboxがシーン全体の周囲に描画されることで、「空」を表現することができます。
しかし…デフォルトのSkyboxは殺風景すぎる…
3Dで作成したプロジェクトでは、シーンに予め「Default-Skybox」が設定されています。
雲一つない青空
Unityでは見慣れた景色ですが、やはりシンプルすぎます。
デフォルトなので仕方なしですが、このままではゲームによっては雰囲気に合わないかもしれません。
Unityを知ってる人からすると手抜き感みたいなものも出てしまうので、せっかくゲームを作るなら雰囲気の良いSkybox に変更してみましょう。
Skyboxを変更する
Skyboxを変更している方の多くは、Unityアセットストアから素材をダウンロードしているでしょう。
試しにアセットストアで「Skybox」「Free Assets」などで検索してみると、無料のSkyboxパックがたくさんヒットします。
それぞれのパッケージに複数のSkybox が入ってますので、きっとゲームの雰囲気に合ったパッケージが見つかると思います。
今回はこの中から「Fantasy Skybox FREE」のパッケージを使わせていただき、Skybox を変更してみたいと思います。
アセットストアの使い方やパッケージのインポートについてはこちらの記事を参考にしてください。
・・・・・。
アセットをダウンロードして、プロジェクトにインポートしてみました。
データを見てみるとそれぞれ雰囲気の異なる様々なSkybox が入っています。
それではSkybox を変更してみましょう。
現在設定されているSkybox は、Lightingウィンドウにて確認、変更できます。
Lightingウィンドウは、メニューバーから「Window」→「Rendering」→「Lighting Settings」から表示
現在のSkybox はSceneタブの一番上に表示されています。
ここにダウンロードしたSkybox を設定してみましょう。
（ちなみにSkybox を変更するだけだったら、シーンビューに直接ドラッグ＆ドロップするだけでもOK）
良い感じのSkybox が表示されました！
アセットのタイトル通りファンタジーっぽい雰囲気の夜空
以上がSkybox の変更方法です。
ちなみにSkybox は自分でテクスチャを用意して作成することもできます。興味のある方は調べてみると良いでしょう！
Skybox を使わないとき
あえてSkybox を使わないこともあると思いますので紹介しておきます。
シーンの地平線上をどのように描画するかは、CameraコンポーネントのClear Flagsにて設定されています。
3DプロジェクトでMain Cameraに設定されているデフォルトはSkybox です。
Skybox を使わない場合はここを変更しましょう。
例えば単色にしたければ「Solid Color」に、描画自体をやめたければ「Don’t Clear」に設定すると良いでしょう。
以上、Skybox の使い方の紹介でした。
