Infra Engineer

【電験三種試験】そうだ電験三種目指してみよう!
2021.07.17
Lv1

【電験三種試験】そうだ電験三種目指してみよう!

はじめに

※2021年度試験は既に申し込みが締め切られており2022年度試験を目指そうという趣旨の記事です。

 

何かブログのネタになりそうな事無いかな~?
っと悩んでたところで前々から興味のあった資格試験をネタにすることを思いつきました。

通称“電験三種”、正式には“電気主任技術者試験三種”
強電業界の資格ですが企画打ち合わせの席でITエンジニアに必要なの?って突っ込みが入る(まあそうですよね)

もう外野の声は無視して強行しようと画策していましたがよくよく調べると意外とイケてるような気がしてきたので

ITエンジニアが受験するメリットを挙げてみます。

メリット
・業務独占資格である
法的に有資格者でないと業務に就くことが出来ないと規定されており有資格者が優遇される
この点は一般的なIT資格とは決定的に違う点です。IT資格は持っていなくても業務に就くことが
出来ますし業務内容が変わることも無く、ある意味自己満足の世界ですが法律の裏付けがある
のは強いです。
・50代~60代の転職に有利!
普通50代~60代の転職はかなり大変と聞きますが電験有資格者は慢性的に不足しており
求人需要も多い、現行の法制度が維持される限り職が無くなることは無くAIに取って代わられる
なんて事もないでしょう。
・業務が肉体的に厳しくない
電気設備の点検、管理が主な業務となる為肉体的な負担が少なく定年後の再雇用も期待できる
・受験資格制限なし
これが重要ですが実務経験が無くても合格さえすれば資格が与えられます。(これは三種のみ、一種と二種は実務経験が必要)
・IT業界とは少し距離がある
色々な事情で別業界に行きたくなる事ってありますよね、狭いIT業界内だと転職しても縁切れなかったりするし。
と言いつつも必要とされる場所は多くデータセンターなどでも需要あるので無関係というわけでも無い。
・平均年収が高い
実務経験がある方が望ましいですが実務経験が無くとも就職可能で平均的な年収も高め
(ちょっと昔は1000出たらしいですが今は少し下がった様子)

デメリット
・難しい!!
例年の合格率は10%程度と狭き門です
ただ、これは科目合格狙いも含めた数字なので初めから4科目一気に合格を狙うのではなく
数回受験する前提であればもう少し緩和されるでしょう(されて欲しい・・・)

なお、上位資格に一種、二種とありますが一種は電力会社、二種は大規模な需要設備向け

となっており難易度が跳ね上がり実務経験も必要になります。

 

何が出来るか

電圧5万ボルト未満の電気工作物の工事や、維持および運用の保安の監督ができる

この条件を満たす電気工作物はマンションやビル・商業施設など多数存在します

似た資格に電気工事士がありますが電気工事士は実際の電気工事を行うのに対して

電気主任技術者は工事内容、設備を監督する立場にあると言えます。

必然的に業務内容も報告書、計画書作成などのデスクワークが多くなる傾向の様です。

 

試験は一般社団法人の電気技術者試験センターへ委託されているので以下は
そちらの試験案内より抜粋の上要約

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第三種電気主任技術者

電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物の主任技術者としての
業務に就くことが出来ます。

試験科目:
〇理論・・・電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測
〇電力・・・発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料
〇機械・・・電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理
〇法規・・・電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理

各試験はマークシートによる5択方式で概ね60%の正答率で合格です。
かつては4科目全て同時に合格する必要がありましたが現在は科目合格保留制度により
3年以内に4科目合格すれば資格取得となります。

試験では、四則演算、開平計算(√)を行うための電卓を使用することができます。
ただ、関数電卓は使用できませんので注意
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2021年現在では年一回の試験ですが2022年より試験製度が改訂され
科目合格保留制度の3年間はそのままに年2回の試験となる予定なので1回の試験で
1科目づつ合格して行く2年計画でいけそうです(残りの1年は予備)
また2023年を目途にCBT試験の導入も検討中とのこと

元々50歳までには取っておこうと思ってた資格なので
受験機会が増えるこのタイミングで挑戦してみたいと思います。

つづく