SELECT文
■概要
今回はPHPからSELECT文を発行します。
SELECT文についてはこちらを参考にしてください。【SQL入門】SELECT文の基本構文
DBを使用したWEBシステムにおいて、SELECT文は必ず使われているといっても過言ではありません。
つまり、非常に重要ということですね。
具体的には、データを表として表示するような場合や、プルダウンの項目で使用されます。
このサイトでも使われています。
今回は以前作成したmembersテーブルのデータを抽出してみます。
筆者は少しレコードを追加して、以下のようになっています。
■サンプルプログラム
SELECT文はINSERT文やUPDATE文と同様、mysqili_query関数を使用します。
select.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 | <?php // 接続処理 $con = mysqli_connect( 'localhost' , 'root' , '' , 'sample_db' ); if (! $con ) { die ( '接続に失敗しました' ); } // 文字コード mysqli_set_charset( $con , 'utf8' ); // SQLの発行と出力 $sql = "SELECT * FROM members" ; $res = mysqli_query( $con , $sql ); while ( $row = mysqli_fetch_assoc( $res )) { print_r( $row ); echo '<br>' ; } // 接続断 mysqli_close( $con ); ?> |
テーブル内のレコード1つ1つが連想配列になっていることがわかります。
カラムがキーとなっているわけですね。
また、while文を使用していることから、レコードを繰り返しで取得していることが想像できます。
while文1回目 | Array ( [id] => 1 [name] => 田中 [age] => 25 [address] => 東京都 ) |
---|---|
while文2回目 | Array ( [id] => 2 [name] => 佐藤 [age] => 20 [address] => 北海道 ) |
while文3回目 | Array ( [id] => 3 [name] => 山田 [age] => 40 [address] => 沖縄県 ) |
while文の条件で書かれている$row = mysqli_fetch_assoc($res)については次回詳しく説明しますので、
今はSELECT文の結果は1行ずつwhile文で取得するということを認識しておきましょう。