SELECT文
■概要
今回はPHPからSELECT文を発行します。
SELECT文についてはこちらを参考にしてください。【SQL入門】SELECT文の基本構文
DBを使用したWEBシステムにおいて、SELECT文は必ず使われているといっても過言ではありません。
つまり、非常に重要ということですね。
具体的には、データを表として表示するような場合や、プルダウンの項目で使用されます。
このサイトでも使われています。

今回は以前作成したmembersテーブルのデータを抽出してみます。
筆者は少しレコードを追加して、以下のようになっています。

■サンプルプログラム
SELECT文はINSERT文やUPDATE文と同様、mysqili_query関数を使用します。
select.php
<?php
// 接続処理
$con = mysqli_connect('localhost', 'root', '', 'sample_db');
if(!$con) {
die('接続に失敗しました');
}
// 文字コード
mysqli_set_charset($con, 'utf8');
// SQLの発行と出力
$sql = "SELECT * FROM members";
$res = mysqli_query($con, $sql);
while($row = mysqli_fetch_assoc($res)) {
print_r($row);
echo '<br>';
}
// 接続断
mysqli_close($con);
?>
テーブル内のレコード1つ1つが連想配列になっていることがわかります。
カラムがキーとなっているわけですね。
また、while文を使用していることから、レコードを繰り返しで取得していることが想像できます。
| while文1回目 | Array ( [id] => 1 [name] => 田中 [age] => 25 [address] => 東京都 ) |
|---|---|
| while文2回目 | Array ( [id] => 2 [name] => 佐藤 [age] => 20 [address] => 北海道 ) |
| while文3回目 | Array ( [id] => 3 [name] => 山田 [age] => 40 [address] => 沖縄県 ) |
while文の条件で書かれている$row = mysqli_fetch_assoc($res)については次回詳しく説明しますので、
今はSELECT文の結果は1行ずつwhile文で取得するということを認識しておきましょう。
