【SQL基礎】定数や計算結果を表示する
定数や計算結果を表示する
SELECT文は定数や文字列、計算結果を表示することもできます。
まずは定数を表示する例を示します。
例1.999という定数を表示する。
SELECT 999;
文字列を表示する場合はシングルクォーテーション(’)で囲みます。
例2.testという文字列を表示する。
SELECT ‘test’;
計算結果を表示する例を示します。
例3.1+999の計算結果を表示する。
SELECT 1 + 999;
例1~例3はテーブル名を指定することなく実行できます。
例4以降は、以下のテーブル(テーブル名:teachers)を使用します。
例4.teachersテーブルからnameを検索して、999という定数と併せて表示する。
SELECT name, 999 FROM teachers;
例5.teachersテーブルからnameを検索して、testという文字列と併せて表示する。
SELECT name, ‘test’ FROM teachers;
カラムに入っている値を用いて計算を行うこともできます。
例6.teachersテーブルからageを検索して、ageの値に10を足して表示する。
SELECT age + 10 FROM teachers;
AS句を用いて定数や文字列、計算結果に別名を付けることもできます。
例7.「名前」という別名をつけたnameカラムの検索結果と、「10年後の年齢」という別名をつけた例6の結果を併せて表示する。
SELECT name AS 名前, age + 10 AS 10年後の年齢 FROM teachers;
今回の学習ポイント
・SELECT文を用いることで、定数、文字列、計算結果を表示できる。
・テーブル内のデータを用いて計算を行うことができる。
・カラムに別名を付けて計算結果を表示することもできる。
練習問題
以下からダウンロード可能です。
また、ダウンロードしたら以下のようにしてworldcup2014データベースを作成し、インポートしてください。
※worldcup2014.zip解凍してできるworldcup2014.sqlファイルをCドライブ直下に配置した場合。 [sql] CREATE DATABASE worldcup2014;
use worldcup2014
source C:\worldcup2014.sql
[/sql]
1.playersテーブルを用いて、各選手の名前とBMIを表示してください。
playersテーブルはid, country_id, uniform_num, position, name, club, birth, height, weightの9カラムで構成されています。
参考:BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
※上記計算式の身長の単位はmであることに注意してください。