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【SQL基礎】定数や計算結果を表示する
2020.11.30
Lv1

【SQL基礎】定数や計算結果を表示する

定数や計算結果を表示する

SELECT文は定数や文字列、計算結果を表示することもできます。

まずは定数を表示する例を示します。

例1.999という定数を表示する。

SELECT 999;

 

文字列を表示する場合はシングルクォーテーション(’)で囲みます。

例2.testという文字列を表示する。

SELECT ‘test’;

 

計算結果を表示する例を示します。

例3.1+999の計算結果を表示する。

SELECT 1 + 999;

例1~例3はテーブル名を指定することなく実行できます。

 

例4以降は、以下のテーブル(テーブル名:teachers)を使用します。

例4.teachersテーブルからnameを検索して、999という定数と併せて表示する。

SELECT name, 999
FROM teachers;

 

例5.teachersテーブルからnameを検索して、testという文字列と併せて表示する。

SELECT name, ‘test’
FROM teachers;

 

カラムに入っている値を用いて計算を行うこともできます。

例6.teachersテーブルからageを検索して、ageの値に10を足して表示する。

SELECT age + 10
FROM teachers;

 

AS句を用いて定数や文字列、計算結果に別名を付けることもできます。

例7.「名前」という別名をつけたnameカラムの検索結果と、「10年後の年齢」という別名をつけた例6の結果を併せて表示する。

SELECT name AS 名前, age + 10 AS 10年後の年齢
FROM teachers;

今回の学習ポイント

・SELECT文を用いることで、定数、文字列、計算結果を表示できる。

・テーブル内のデータを用いて計算を行うことができる。

・カラムに別名を付けて計算結果を表示することもできる。

 

練習問題

問題として使用するデータは「SQL練習問題」のものを使用しています。
以下からダウンロード可能です。
また、ダウンロードしたら以下のようにしてworldcup2014データベースを作成し、インポートしてください。
※worldcup2014.zip解凍してできるworldcup2014.sqlファイルをCドライブ直下に配置した場合。

worldcup2014.zip

[sql] CREATE DATABASE worldcup2014;

use worldcup2014

source C:\worldcup2014.sql
[/sql]

1.playersテーブルを用いて、各選手の名前とBMIを表示してください。

playersテーブルはid, country_id, uniform_num, position, name, club, birth, height, weightの9カラムで構成されています。

参考:BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

※上記計算式の身長の単位はmであることに注意してください。

答え
[sql] SELECT name AS 名前, weight / height * 100 / height * 100 AS BMI
FROM players;
[/sql]

実行結果(一部省略)

 

 

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