この記事では、
最も汎用的な反復処理構文、
while文を学びます。
while文
while文は、条件式が true の間、
繰り返しループ処理を行います。
構文
while (条件式) {
繰り返し実行する処理
}
用途1. 通常のループ
下記のサンプルコードでは、
0から10までの11個の数字を、繋げて出力しています。
サンプルコード
<?php
$i = 0;
while($i <= 10){
print($i);
$i++;
}
?>
表示結果
解説
上記のサンプルコードは、
5行目の $i++ を書き忘れていると無限ループとなります。
概念図
用途2 終了条件手動設定ループと条件判定
while(true)にすると、そのままでは無限ループになります。
この場合、{}の中で終了条件を手動設定することで、無限ループになることを防ぎます。
複数の終了条件がある場合、while()の中に終了条件を1行で書くと、
書き間違いやコードレビュアーの誤読が発生しやすくなります。
これを防ぐために、while(true)と終了条件手動設定によるループが用いられます。
<?php
// $iを設定
$i = 0;
// while(true)の終了条件手動設定ループ
while(true){
// もし$iが11と同じかそれより大きければ、ループ終了(break)
if($i >= 11){
break;
}
// $iを出力
print($i);
// $iを1つ増やす
$i++;
}
?>


