この記事では、
最も汎用的な反復処理構文、
while文を学びます。
while文
while文は、条件式が true の間、
繰り返しループ処理を行います。
構文
1 2 3 | while (条件式) { 繰り返し実行する処理 } |
用途1. 通常のループ
下記のサンプルコードでは、
0から10までの11個の数字を、繋げて出力しています。
サンプルコード
1 2 3 4 5 6 7 | <?php $i = 0; while ( $i <= 10){ print ( $i ); $i ++; } ?> |
表示結果
解説
上記のサンプルコードは、
5行目の $i++ を書き忘れていると無限ループとなります。
概念図
用途2 終了条件手動設定ループと条件判定
while(true)にすると、そのままでは無限ループになります。
この場合、{}の中で終了条件を手動設定することで、無限ループになることを防ぎます。
複数の終了条件がある場合、while()の中に終了条件を1行で書くと、
書き間違いやコードレビュアーの誤読が発生しやすくなります。
これを防ぐために、while(true)と終了条件手動設定によるループが用いられます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 | <?php // $iを設定 $i = 0; // while(true)の終了条件手動設定ループ while (true){ // もし$iが11と同じかそれより大きければ、ループ終了(break) if ( $i >= 11){ break ; } // $iを出力 print ( $i ); // $iを1つ増やす $i ++; } ?> |