【SQL基礎】MySQLのインストール
MySQLのインストール
さて、ここからは、実際にSQLを実行して学習していくための実行環境を構築していきましょう。
本連載では、MySQLを使用していきますので、Windowsへのインストール方法を説明していきます。
1.MySQLのダウンロード
MySQLの公式サイトからインストーラーをダウンロードします。
画面上部のメニューから「ダウンロード」を選択します。
開いた「ダウンロード」ページを下部にスクロースしていくと「MySQL Community(GPL) Downloads」というリンクがあるので、クリックします。
「MySQL Installer for Windows」のリンクをクリックします。
下のほうの「Download」ボタンをクリックします。2020年9月時点での最新バージョンは、8.0.21です。
今回は、このバージョンをインストールします。古いバージョンをインストールしたい場合は、「Archives」タブからダウンロードしてください。
2.MySQLのインストール
ダウンロードが完了したら「mysql-installer-community-8.0.21.0.msi」というファイルができていますので、ダブルクリックで実行しインストールを開始します。
セットアップ方法を複数選択できますが、今回は「Server only」を選択し必要最小限のものをインストールします。
「MySQL Server 8.0.21」のみ表示されていることを確認し、「Execute」ボタンをクリックし次に進みます。
インストールが完了したら、「Next>」ボタンをクリックし次に進みます。
3.MySQLの初期設定
上記の画面が表示されるので「Next>」をクリックし、設定画面に進みます。
クラスター構成にはしないので、「Standalone MySQL Server/Classic MySQL Replication」を選択し「Next>」ボタンをクリックし、次に進みます。
Server Configuration Type(サーバ構成タイプ)は今回の使用目的に近い開発用途である「Development Machine」を選択します。
その他のConnectivity等の設定もデフォルトのまま進めます。ただし、ポート番号は、ほかの既存のアプリケーションで使用済みの場合は、変更してください。
認証方式の設定は、MySQL 8以前の方式より安全な「Use Strong Password Encryption for Authentication」を選択し、「Next>」ボタンで次に進みます。
rootアカウントのパスワードを設定し、「Next>」ボタンをクリックし次に進みます。
「Configure MySQL Server as a Windows Service」にチェックを入れると、MySQLをWindowsのサービスとして登録します。登録するサービス名を変更したい場合は、「Windows Service Name」を変更してください。
「Start the MySQL Server at System Startup」のチェックを外すと、PC起動時に自動でサービスが立ち上がらないようになります。
「Run Windows Service as」でサービスを動かすアカウントの設定をすることができます。今回は、すべてデフォルト設定のままで登録します。
最終確認画面が表示されるで、「Execute」ボタンをクリックして次に進みます。
全項目にチェックがされたら、初期設定は完了です。「Finish」ボタンをクリックして次に進みます。
再度、「Product Configuration」の画面に戻りますが、今回はMySQL Serverのみをインストールしているので、「Next>」で次に進んで「Finish」ボタンですべての作業が完了となります。