【SQL入門】SQLの種類


●SQLの種類

SQLは大きく分けて以下4種類に分類されます。データベースを制御したり操作したりする際に使い分けられ、

すべて命令文で動詞と目的語を組み合わせた構文です。

 

・DML(Data Manipulation Language)・・・・・データ操作文

DMLと省略されるデータベース操作言語は、表に対して新しい行の追加、既存の行の更新や削除、およびデータの検索を行います。

DMLで利用される命令文としては次のようなものがあります。


・SELECT(データの検索)

・INSERT(データの追加)

・UPDATE(データの更新)

・DELETE(データの削除)


これらの命令文はSQLの中でも特に利用頻度の高いものなので覚えておくと良いでしょう。

 

・DDL(Data Definition Language)・・・・・データ定義文

DDLと省略されるデータ定義言語は、テーブルなどのオブジェクトを作成、削除したり設定を変更するためのSQL命令文の種類です。

DDLで利用される命令文としては次のようなものがあります。


・CREATE(テーブルの作成)

・DROP(テーブルの削除)

・TRUNCATE(テーブルデータの削除)

・ALTER(テーブルの設定変更)

・JOIN(テーブル同士を結合する)


データベースの管理者として、テーブルを管理する場合はこれらの命令文は覚えておく必要があります。TRUNCATEはDMLのDELETEと同じくデータを削除する命令文ですが、テーブル内のすべてのデータを削除するものです。データベースによっては、ロールバックすることはできないのでDELETE文とあわせて利用することが多いので覚えておくと便利です。

 

・DCL(Data Control Language)・・・・・データ制御文

DCLと省略されるデータ制御言語は、DMLやDDLの利用を制御するためのSQL命令文の種類です。トランザクションやシステムを管理したり、ユーザーのアクセス権を制御したりするために使われます。

 

DCLで利用される命令文としては次のようなものがあります。


・GRANT(権限付与)

・REVOKE(権限剥奪)

・BEGIN(トランザクションを開始する)

・COMMIT(トランザクションを確定する)

・ROLLBACK(トランザクションを取り消す)


 

DCLを使うことでユーザー単位、テーブル単位にDMLやDDLの使用を制限できます。

SQLの命令文をまとめると以下の表のようになります。

 

主な機能
データ操作文(DML) SELECT データの抽出(検索)
UPDATE データの更新
INSERT データの追加
MERGE データのマージ
DELETE データの削除
データ定義文(DDL) CREATE オブジェクトの作成
ALTER オブジェクトの変更
DROP オブジェクトの削除
RENAME オブジェクト名の変更
TRUNCATE 表の切り捨て
データ制御文(DCL) GRANT アクセス権の付与
REVOKE アクセス権の剥奪
BEGIN トランザクションの開始
COMMIT トランザクションの確定
ROLLBACK トランザクションを取り消す
SAVEPOINT セーブポイントの設定
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