【初心者Unity】おさえておきたいゲームビューの使い方
ゲームビューとは
ゲームビューはUnity編集画面のウィンドウの1つで、実際にゲームをプレイした時のプレビュー画面です。シーンビューと連動しており、シーンビューのカメラに映ったものがゲームビューに映し出されます。
ただし、ゲームビューはゲームの作成・編集ではなくプレビューに特化した画面であるため、シーンビューに表示されている編集用の各種メニューやツールは表示されません。
シーンビューで作成したものが想定通りに動作しているかをゲームビューで確認することができます。
ゲームビューの基本動作
ゲームビュー内の各メニューについて解説します。
①Display
シーンにカメラが複数台ある場合、どのカメラの映像を映し出すか選ぶことができます。
②Aspect
ゲームビューのアスペクト比を変更することができます。このパラメーターを変更することにより、デバイスによってどのようにゲームが表示されるかを確認することができます。
作るゲームのプラットフォームが決まっている場合には、開発の早い段階で適切なアスペクト比に設定しておくことをおすすめします。
③Scale slider
スライダーでゲームビューの表示倍率を変更することができます。
拡大することでゲームの細かな表示のチェックを行うことができ、縮小することでゲームの全体を確認することができます。
縮小で倍率を1未満にすると、実際のカメラの表示範囲よりも広く表示することができるので、ゲームの画面外の表示確認を行うことができます。
④Maximize On Play
クリックすることで有効になり、ゲームを再生する際のゲームビューの大きさを最大にすることができます。
⑤Mute Audio
クリックすることで有効になり、ゲームを再生する際のオーディオをミュートにすることができます。
⑥Stats
Statisticsウィンドウの表示・非表示を選択することができます。
ゲームプレイ中のFPSなどのパフォーマンス情報を表示することができます。
⑦Gizmos
クリックをすることで有効になり、Gizmo(ライト・カメラ等のアイコン)をゲームビューに表示することができます。
プルダウンから、表示対象のGizmoを選択することができます。
おわりに
ゲームビューの役割と機能を紹介しました。
最初のうちはあまり重要に感じないかもしれませんが、様々なオブジェクトを配置してシーン内が複雑になってきたときや、
最終リリース前には今回紹介した機能も良く使うことになるかと思います。