Infra Engineer

【独学CCNA】093.音声VLAN
2022.04.30
Lv1

【独学CCNA】093.音声VLAN

本連載では、シスコ技術者認定資格であるCCNA合格を目指して、試験範囲の解説や問題演習などを扱っていきます。
今回は音声VLANについて解説していきます。

  • Cisco IP Phone
  • 音声パケットを優先させたい

Cisco IP Phone

音声VLANについて解説する前に、Ciscoが作っている商品のIP Phoneについて説明します。
IP Phomeとはスイッチと接続することにより、音声通話を可能とするIP電話のための製品です。
この製品にはスイッチと接続するためのポートのほかに、もう一つPCを接続するためのポートを持ちます。これにより、スイッチのポートを節約することができます。(1デスクにつき1ポートで良い!)

音声パケットを優先させたい

電話というのはリアルタイム性が重視される通信であるため、音声パケットを優先して送出したいです。下の図の場合だと、ポートによってパケットの優先順位をつけることができるかもしれません。
(QoS = Quality of Service 通信の品質のこと。ここではパケットに優先順位をつけること)

しかし、先ほどのIP Phoneを使用した構成ではPCパケット,音声パケットどちらも同一ポートから送られてくるために、スイッチはポートによってパケットの優先順位を判断することができません。

そこでタグ付けの技術を使用してこれを解決します。

VLANでのタグ付けの技術を利用

IP Phoneは音声パケットにはVLANタグをつけ、PCからの通信にはタグをつけないでスイッチに送出します。
このようにVLANのタグ付けの技術を利用して同一ポートの通信をスイッチが仕訳けできるようにした技術が音声VLANです。

今回は音声VLANについて紹介をしました。

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当連載を執筆している講師陣が所属するITスクールSAK

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