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【独学CCNA】042.パスワード設定①ホスト名変更とログインパスワード
2021.10.29
Lv1

【独学CCNA】042.パスワード設定①ホスト名変更とログインパスワード

ゼロからのCCNA独学講座

本連載では、シスコ技術者認定資格であるCCNA合格を目指して、試験範囲の解説や問題演習などを扱っていきます!
今回は、ルーターへのパスワード設定について学習していきます。
(この記事で出てくる画像はCisco Packet Tracer内での1941ルーターの設定の画像です。)
※この記事では「password」コマンドを使用していますが、推奨は「secret」コマンドになります。詳細についてはパスワード設定③で話します。

  • ホスト名変更
  • パスワード変更
  • まとめ
  • 確認問題

ホスト名変更

ホスト名とは機器を識別するためにつける名前のことです。
同じ製品を2つ設定する場合にホスト名が同じだと、見分けがつきません。ホスト名を設定しておくと、遠隔で機器を操作している時などに、どの機器を操作しているのかがわかりやすくなります。
シスコのルーターにはデフォルトで「Router」というホスト名がついています。
ホスト名はプロンプトに書いてあります。

これを変更してみます。

ホスト名にはいくつか制約があります。
・使える文字は英語、アラビア数字、、ハイフンの3種類
・63文字以下
・始まりの文字は英語
・終わりの文字は英語かアラビア数字

上に書いた制約を守りながらホスト名を変更してみます。

ホスト名を変更するためのコマンドは
「Router(config)#hostname hoge」
となります。
実際に変更してみましょう。

表示されているホスト名が「Router」から「RouterA」に変更されたのを確認できますね。

ホスト名は上書きすることもできます。

「RouterA」から「RouterB」にホスト名を変更しました。

パスワード変更

ホスト名の変更はうまくいきましたか?

次はパスワードの設定をしていきます。
パスワードには、「機器のコマンドプロンプトログインするためのパスワード」と、「enableモードに移行するためのパスワード」の2種類があります。
パスワードログインを有効にするためには

1 ログインパスワードを設定する
2 パスワード認証を有効にする
という2つのコマンドが必要となります。
パスワードを設定しただけではパスワード認証が有効にならないことに注意してください。

・ログインパスワードの設定コマンド
機器にログインするためのパスワードを設定するコマンドは
「password」です。このコマンドはグローバルコンフィグレーションモードで実行します。
・パスワードを有効にするコマンド
ログインの際にパスワードを問うようにするためのコマンドは
それぞれのポートの設定モードにて「login」になります。

機器との接続ポートには「コンソール」「AUX」「VTY」の3種類がありますが、機器へのの接続方法ごとに設定が必要となります。(コンソールやAUXがわからないという方はこちらの記事をご覧ください。※参考URL)

ⅰ. コンソールポートにパスワードを設定、有効化

今回は「banana」というパスワードを設定しています
ⅱ. AUXポートにパスワードを設定、有効化

ⅲ. VTYポートにパスワードを設定、有効化

また、上の画像のように接続するポートによって別々のパスワードをかけることも可能です。

上記の設定の後にログインしようとするとパスワードが問われるのが確認できます。
Packet Tracerのデフォルトではコンソールポートから接続したことになっているので入力すべきパスワードは「banana」です。
また、パスワードは入力しても画面上に変化がないことに注意してください。画面を見られてもパスワードを推測できないように、入力した文字数すら画面には映されません。キーを押下しても画面に変化はないですが、入力は行われています。パスワードを打ち込んだ後にエンターキーを押すとログインすることができます。

まとめ

  • ホスト名には文字の制約がある
  • ホスト名を○○に変更するコマンドは「hostname ○○」
  • 機器へログイン方法ごとにパスワード設定は分かれている
  • ××というパスワードを設定するコマンドは「password ××」
  • パスワード認証を有効にするコマンドは「login」

確認問題

以下の選択肢から正しいものを選んでください。

  1. 「password」コマンドで、パスワード認証が有効になる
  2. パスワードはすべてのログイン方法で同じものにする必要がある
  3. ciscoルーターのホスト名を「router1-1」にすることができる
  4. ciscoルーターのホスト名を「1router」にすることができる
解答・解説
答え:3

1) パスワード認証を有効にするには「password」コマンドにてパスワードを設定した後に、「login」コマンドを使用する必要があります。
2) パスワードはログイン方法ごとに別のパスワードを設定できます。
3) 正解です。ciscoルーターのホスト名に「router1-1」という文字列を使用することができます。
4) ホスト名の最初の文字に数字を使うことはできないため誤りです。


今回はルーターのホスト名とログインパスワードについて解説しました。
次回はenableパスワードについて解説していきます。

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