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ヨーダ記法
2021.06.21
Lv1

ヨーダ記法

ヨーダ記法

ヨーダ記法は、条件判定をするときに、
検査の基準値となる定数を左に、検査対象の変数やオブジェクトを右に書く記法です。null判定をする際に、
nullを左側、検査対象の変数やオブジェクトを右側に置く記法です。

代表的な用例の一つが、nullチェックでの使用です。

通常、検査対象の変数やオブジェクトは左側、次に検査演算子、最後に判定基準値たる価を置く
条件式の書き方に反しているので、特別な名前がついています。

この、通常の条件式と違う並べ方の記法が、
スターウォーズのジェダイのヨーダが、通常の語順と違う語順で話すことを連想させるため、
「ヨーダ記法」と名前が付きました。

実例集

Java

if(null == obj){
    System.console.log("obj is null!");
}

PHP

<?php
if(null === $x){
    echo '$x is null!';
}
?>

Python

if None == obj:
    print("obj is null!");

PowerShell

if($null -eq $obj){
    Write-Host '$obj is null!';
}