ヨーダ記法
ヨーダ記法は、条件判定をするときに、
検査の基準値となる定数を左に、検査対象の変数やオブジェクトを右に書く記法です。null判定をする際に、
nullを左側、検査対象の変数やオブジェクトを右側に置く記法です。
代表的な用例の一つが、nullチェックでの使用です。
通常、検査対象の変数やオブジェクトは左側、次に検査演算子、最後に判定基準値たる価を置く
条件式の書き方に反しているので、特別な名前がついています。
この、通常の条件式と違う並べ方の記法が、
スターウォーズのジェダイのヨーダが、通常の語順と違う語順で話すことを連想させるため、
「ヨーダ記法」と名前が付きました。
実例集
Java
1 2 3 | if ( null == obj){ System.console.log( "obj is null!" ); } |
PHP
1 2 3 4 5 | <?php if (null === $x ){ echo '$x is null!' ; } ?> |
Python
1 2 | if None = = obj: print ( "obj is null!" ); |
PowerShell
1 2 3 | if ( $null -eq $obj ){ Write-Host '$obj is null!' ; } |