2021.03.31
【SQL基礎】集合演算とは
本項からは集合演算子について説明をしていきます。
集合演算とは
数学で習った、集合について覚えていますでしょうか。下記図のようなベン図を見るとピンとくるかもしれません。
大雑把に言うと、集合とは「ものの集まり」で、その「ものの集まり」同士をくっつけたりとか集合同士の演算をしていたかと思います。
この集合の演算をSQLでも行うことができます。
SQLでは、「ものの集まり」というのは検索結果等の「レコードの集まり」になり
前項で説明した結合が複数のテーブルや検索結果を横に結合するものだったのに対し、集合は縦に連結するイメージになります。
集合演算の種類
集合演算にはいくつか種類があります。
1.和集合
検索結果を足し合わせたものになります。
2.差集合
ある検索結果からある検索結果と重複する部分を取り除いたものになります。
3.積集合
ある検索結果とある検索結果が重複する部分になります。
詳しくは、次から説明していきます。
ただし、MySQLに実装されているのは和集合のみになります。
今回の学習ポイント
・SQLでも集合演算は可能
・MySQLでは、用意されているのは和集合のみ。
練習問題
問題として使用するデータは「SQL練習問題」のものを使用しています。
以下からダウンロード可能です。
また、ダウンロードしたら以下のようにしてworldcup2014データベースを作成し、インポートしてください。
※worldcup2014.zip解凍してできるworldcup2014.sqlファイルをCドライブ直下に配置した場合。 [sql] CREATE DATABASE worldcup2014;
以下からダウンロード可能です。
また、ダウンロードしたら以下のようにしてworldcup2014データベースを作成し、インポートしてください。
※worldcup2014.zip解凍してできるworldcup2014.sqlファイルをCドライブ直下に配置した場合。 [sql] CREATE DATABASE worldcup2014;
use worldcup2014
source C:\worldcup2014.sql
[/sql]
A)和集合
B)差集合
C)積集合