【CCNP徹底学習】ENARSIの試験内容まとめ


今回は、コンセントレーション試験の一つであり、おそらく最も多くの人が受験するであろう
「ENARSI(Implementing Cisco Enterprise Advanced Routing and Services)」
の試験内容を見ていきましょう。
名前は長いですが、主にルーティング系の分野について問われる試験になります。
Ciscoルータの操作についての深い知識が問われます。


試験の内容

試験の内容や時間などはCiscoの公式サイトにも情報が載っています。
試験前には必ず確認するようにしましょう。

1.0 レイヤ 3 テクノロジー

 1.1 アドミニストレーティブ ディスタンスのトラブルシューティング(すべてのルーティング プロトコル)

 1.2 任意のルーティング プロトコルのルーティング マップのトラブルシューティング
    (属性、タグ付け、フィルタリング)


 1.3 ルーティング ループ防止機構(フィルタリング、タグ付け、スプリット ホライゾン、ルート ポイズニング)

 1.4 任意のルーティング プロトコルまたはルーティング ソース間での再配布のトラブルシューティング

 1.5 任意のルーティング プロトコルでの手動および自動サマライゼーションのトラブルシューティング

 1.6 ポリシーベース ルーティングの構成および確認

 1.7 VRF-Lite の構成および確認

 1.8 双方向フォワーディング検出の説明

 1.9 EIGRP のトラブルシューティング(クラシックおよび名前付きモード)
  1.9.a アドレス ファミリ(IPv4、IPv6)
  1.9.b ネイバー関係および認証
  1.9.c ループフリー経路選択(RD、FD、FC、サクセサ、フィジブル サクセサ、スタック インアクティブ)
  1.9.d スタブ
  1.9.e 負荷分散(等コストおよび不等コスト)
  1.9.f メトリック

 1.10 OSPF(v2/v3)
  1.10.a アドレス ファミリ(IPv4、IPv6)
  1.10.b ネイバー関係および認証
  1.10.c ネットワーク タイプ、エリア タイプ、およびルータ タイプ
  1.10.c (i) ポイントツーポイント、マルチポイント、ブロードキャスト、ノンブロードキャスト
  1.10.c (ii) エリア タイプ:バックボーン、ノーマル、トランジット、スタブ、NSSA、完全スタブ
  1.10.c (iii) 内部ルータ、バックボーン ルータ、ARB、ASBR
  1.10.c (iv) 仮想リンク
  1.10.d 経路の優先順位

 1.11 BGP のトラブルシューティング(内部および外部)
  1.11.a アドレス ファミリ(IPv4、IPv6)
  1.11.b ネイバー関係および認証(ネクストボップ、マルチホップ、4 バイト AS、
      プライベートAS、ルート リフレッシュ、同期、操作、ピア、グループ、ステート、タイマー)
  1.11.c 経路の優先順位(属性および最適経路)
  1.11.d ルート リフレクタ(複数ルート リフレクタの除外、コンフェデレーション、動的ピア)
  1.11.e ポリシー(インバウンド/アウトバンド フィルタリング、経路操作)

2.0 VPN テクノロジー

 2.1 MPLS の運用(LSR、LDP、ラベル スイッチング、LSP)

 2.2 MPLS レイヤ 3 VPN の説明

 2.3 DMVPN(シングル ハブ)の構成および確認
  2.3.a GRE/mGRE
  2.3.b NHRP
  2.3.c IPsec
  2.3.d ダイナミック ネイバー
  2.3.e スポークツースポーク

3.0 インフラストラクチャセキュリティ

 3.1 IOS AAA を使用したデバイス セキュリティ(TACACS+、RADIUS、ローカルデータベース)
    のトラブルシューティング


 3.2 ルータのセキュリティ機能のトラブルシューティング
  3.2.a IPv4 アクセス コントロール リスト(標準、拡張、タイムベース)
  3.2.b IPv6 トラフィック フィルタ
  3.2.c ユニキャスト リバース パス フォワーディング(uRPF)

 3.3 CoPP(Control Plane Policing)のトラブルシューティング(Telnet、SSH、HTTP(S)、
    SNMP、EIGRP、OSPF、BGP)


 3.4 IPv6 ファースト ホップ セキュリティ機能の説明(RA ガード、DHCP ガード、バインディングテーブル、
    ND インスペクションおよびスヌーピング、ソース ガード)

4.0 インフラストラクチャ サービス

 4.1 デバイス管理のトラブルシューティング
  4.1.a コンソールおよび VTY
  4.1.b Telnet、HTTP、HTTPS、SSH、SCP
  4.1.c (T)FTP

 4.2 SNMP(v2c、v3)のトラブルシューティング

 4.3 ロギング(ローカル、syslog、デバッグ、条件付きデバッグ、タイムスタンプ)を使用した
    ネットワークの問題のトラブルシューティング


 4.4 IPv4 および IPv6 DHCP(DHCP クライアント、IOS DHCP サーバ、DHCP リレー、DHCP オプション)
    のトラブルシューティング


 4.5 IP SLA を使用したネットワークの性能に関する問題のトラブルシューティング(ジッタ、
    オブジェクト トラッキング、遅延、コネクティビティ)


 4.6 NetFlow(v5、v9、フレキシブル NetFlow)のトラブルシューティング

 4.7 Cisco DNA Center アシュアランスを使用したネットワークの問題のトラブルシューティング
   (コネクティビティ、モニタリング、デバイス ヘルス、ネットワーク ヘルス)


試験時間と問題形式

ENARSIの試験時間は90分となっていて、問題数は60問前後です。
また、大部分は選択問題となっていて、10問前後ドラッグ&ドロップの問題が出題される傾向が強いです。

改定前のようにシナリオ問題やシミュレーション問題といった、自身でコマンドを実行して設定や確認を行う問題は
出題されていません。
※なお、これは2020年末現在の傾向のため、試験問題のマイナーチェンジによってシナリオ問題・シミュレーション問題
が再び出題される可能性も十分にあり得ます。

合格点は825/1000となっており、未検証ではありますが、旧試験と同様に300点スタートであると思われます。
つまり、全ての問題を間違えたとしても300点は必ずもらえます。

これらの情報を踏まえると、実質700点中525点取れれば合格という計算になります。

恐らく各選択問題に大きな点数差は無いはずですので、60問中の45問(全体の3/4)取れれば合格するはずです。
(ただし、ドラッグ&ドロップ問題の方が配点は高くなっていると思います。)

より確実に合格するためには60問中50問前後は取れるように準備をする必要がありますね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP