競技プログラミング風 標準C++ライブラリ入門【第3回】


競技プログラミング風 標準C++ライブラリ入門【第3回】

今回も、標準C++ライブラリ入門のための競技プログラミング風問題を解いて、標準C++ライブラリに親しんでいただきたい。

問題を理解したら、テストコードをコンパイル・実行していただきたい。そのままだと実行時に「NG」が表示される。 コードを完成させて、「Good Job!」を表示させていただきたい。グッドラック!

目次

指定要素数(難易度:★★☆☆☆)

問題

const vector<int>参照型のv, カウントする要素の値 d を受け取り、d に等しい要素の数を返す関数 int my_count(const vector<int>& v, int d) を実装しなさい。

例えば {0, 3, 2, 3} と 3 が渡されると 2 を、{9, 8} と 9 が渡されると 1 を返す。

#include <iostream>
#include <algorithm>
#include <vector>
using namespace std;
#define DO_TEST(exp)    do_test(exp, __LINE__)
void do_test(bool b, int line) {
    if( b ) return;     //  OK
    cout << "\nNG at line " << line << "\n";
    exit(1);
}
int my_count(const vector<int>& v, int d) {
    return 0;      //  ToDo: 標準ライブラリの関数を使い、d に等しい v の要素数を返す
}
int main()
{
    DO_TEST( my_count(vector<int>({3, 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6, 5, 3, 5}), 1) == 2 );
    DO_TEST( my_count(vector<int>({3, 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6, 5, 3, 5}), 10) == 0 );
    DO_TEST( my_count(vector<int>({3, 3, 3, 3, 3}), 3) == 5 );
    cout << "\nGood Job!\n";
    return 0;
}
ヒント
解答例
解説

文字列配列ソート(難易度:★★☆☆☆)

問題

vector<string>参照型のlstを受け取り、文字列を昇順(辞書順)にソートする関数 void my_sort(vector<string>& lst) を実装しなさい。

例えば、{“abc”, “xz”, “ab”, “ac”, “abb”, “xyz”} が渡された場合、結果は {“ab”, “abb”, “abc”, “ac”, “xyz”, “xz”} となる。

#include <iostream>
#include <algorithm>
#include <vector>
#include <string>
using namespace std;
#define DO_TEST(exp)    do_test(exp, __LINE__)
void do_test(bool b, int line) {
    if( b ) return;     //  OK
    cout << "\nNG at line " << line << "\n";
    exit(1);
}
void my_sort(vector<string>& lst) {
    //  ToDo: 標準ライブラリの関数を使い、lst の要素を昇順ソートする
}
int main()
{
    vector<string> vs = {"abc", "xz", "ab", "ac", "abb", "xyz"};
    my_sort(vs);
    DO_TEST( vs == vector<string>({"ab", "abb", "abc", "ac", "xyz", "xz"}) );
    vs.clear();
    my_sort(vs);
    DO_TEST( vs.empty() );
    cout << "\nGood Job!\n";
    return 0;
}
ヒント
解答例
解説

指定要素削除(難易度:★★☆☆☆)

問題

vector<int>参照型のlst, 削除する値aを引数にとり、lstの要素でaに等しいものをすべて削除する関数 void my_remove(vector<int>& v, int a) を実装しなさい。

例えば v: {1, 2, 3} と 2 が渡された場合は v: {1, 3} となり、v: {3, 1, 4, 1} と 1 が渡された場合は v: {3, 4} となる。

#include <iostream>
#include <algorithm>
#include <vector>
using namespace std;
#define DO_TEST(exp)    do_test(exp, __LINE__)
void do_test(bool b, int line) {
    if( b ) return;     //  OK
    cout << "\nNG at line " << line << "\n";
    exit(1);
}
void my_remove(vector<int>& v, int a) {
    //  ToDo: 標準ライブラリの関数を使い、a に等しい v の要素を削除する
}
int main()
{
    vector<int> v0 = {3, 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6, 5, 3, 5};
    my_remove(v0, 8);
    DO_TEST( v0 == vector<int>({3, 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6, 5, 3, 5}) );
    vector<int> v = {3, 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6, 5, 3, 5};
    my_remove(v, 1);
    DO_TEST( v == vector<int>({3, 4, 5, 9, 2, 6, 5, 3, 5}) );
    cout << "\nGood Job!\n";
    return 0;
}
ヒント
解答例
解説

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筆者:津田伸秀
プロフィール:テニス・オセロ・ボードゲーム・パズル類が趣味の年齢不詳のおじさん。 自宅研究員(主席)。vi と C++が好き。迷走中・・・ ボードゲーム・パズル系アプリ開発・リリースしてます。
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