【Unity連載】C#における変数


変数とは


スクリプトでは、敵キャラのHPの「数値」や主人公の「名前」等、様々なデータを扱います。これらのデータを効率よく扱うために変数を使います。変数はデータを格納する箱に例えることができます。箱は、「数字のデータを専用で扱う箱」(int)や「文字のデータを専用で扱う箱」(string)といった種類を定義して作成します。具体的には「int HP = 100」や「String NAME = “サトシ”」の様に定義します。これらの例の内、「int」や「String」は箱の種類を表しています。「int」は数字を格納する箱、「String」は文字を格納する箱を定義しています。この様な箱の種類のことをデータ型といいます。データ型にはいくつか代表的なものがあるので、後述します。次に、「HP」や「NAME」は箱の名前を定義しています。プログラム作成者が自由に名前を決めることができるので、このプログラムを見た人が分かりやすい名前にすることが通例です。最後に、「100」や「“サトシ”」は実際に箱の中に格納されているデータです。これらのデータはスクリプトを実行することで入れ替えたり、変化させることができます。
データ型は大きく分けて2つの種類に分かれます。「値型」と「参照型」です。値型は、変数の中にデータを直接格納する型です。参照型は、実際のデータは格納せず、データが存在する宛先を格納しています。
変数を扱う上で無視することができないのがスコープです。スコープとは、それぞれの変数が有効となる範囲のことで、変数を定義する場所によって決まります。具体的には、メソッド外に変数を定義した場合は、その変数はクラス全体で有効となります。また、メソッド内に定義した場合はそのメソッド内のみで有効となり、他のメソッドではその変数を使うことができません。スコープを意識することでより有効に変数を利用することができます。


代表的な値型


・byte
0~255の整数のいずれかが格納される。デフォルトの値は0。
・short
-32768~32767の整数のいずれかが格納される。デフォルトの値は0。
・int
-2147483648~2147483647の整数のいずれかが格納される。デフォルトの値は0。
・long
-922337203685477508~922337203685477507の整数のいずれかが格納される。デフォルトの値は0。
・float
-3.402823e38~3.402823e38の小数のいずれかが格納される。デフォルトの値は0。
・double
-1.79769313486232e308~1.79769313486232e308の小数のいずれかが格納される。デフォルトの値は0。
・bool
trueまたはfalseが格納される。デフォルトの値はfalse。
・char
一文字(Unicode記号)が格納される。デフォルトの値は’\0’(U+0000)。


代表的な参照型


・string
文字列(Char型のコレクション)。デフォルトの値は null。
・object
全ての型の基本型。デフォルトの値はnull。

 

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