【はじめてのJava】統合開発環境の準備 Part1【環境構築編】
統合開発環境の準備 Part1
本記事では、Javaで開発を行う際に欠かせない「統合開発環境」について解説していきます。
今回は、統合開発環境についての解説とダウンロード、インストール手順を解説していきます。
ダウンロード、インストール済みの方や、初期設定や基礎的な使い方はこちらを参照してください。
※説明中の画像については記事執筆時点のものになります。統合開発環境のバージョンが更新された場合などは見た目が異なる可能性があります。
目次
統合開発環境とは
Javaの開発を行うために必要な準備は、主に下の2つの方法がありました。
- JDKというものをインストールする方法
- 「Eclipse」等の「統合開発環境」と呼ばれるソフトウェアをインストールする方法
本記事では、「Eclipse」というソフトウェアを利用する方法について解説していきます。
Eclipseは、統合開発環境と呼ばれるソフトウェアです。
統合開発環境とは、開発に必要なソフトウェアやツールなどがまとめられているもので、1つの開発環境で
様々なソフトを統合的に扱えるようにしています。
Javaの開発では「Eclipse」という統合開発環境が良く利用されます。
Eclipseでは、様々なバージョンのJDKが含まれていますので、EclipseをダウンロードするだけでJavaの開発を行うことが
Eclipseのダウンロード
※今回使用するPCの環境はWindows10です。
(1) まずは、以下のサイトを開きます。
http://mergedoc.sourceforge.jp/
または、検索エンジンで「eclipse 日本語」で検索を行っても同じサイトが一番上に表示されます。
(2) Eclipseのいずれかのバージョンをクリックします。
Eclipseのバージョンによって、内蔵されているJavaのバージョンが異なりますので、利用したいバージョンに
合わせて選びます。特に目的のバージョンが無い場合は、最新版をクリックすると良いです。
(最新版であれば基本的に古いバージョンのJDKも全て入っています。)
今回は、執筆時点での最新版である「Eclipse 2020」をクリックします。
(3) (2)でEclipseのバージョンを選択し、クリックすると次の画面に遷移します。
表のようになっている部分の「Java」の欄の「Full Edition」をダウンロードします。
(Windowsまたは、Macはお使いのPC環境に合わせて選択してください。)
(4) クリックすると以下のような画面が表示され、ダウンロードが開始されます。
ダウンロードが開始されない場合は、画面内のリンクをクリックしてください。
※全てをダウンロードするのに時間がかかります。
(5) ダウンロードされたファイルはzip形式になっており、中にEclipseの実行ファイルが入っていますので、
ダウンロードしたファイルを展開します。
※ファイルの展開を行う際には、Windows標準のエクスプローラー等を使用すると、パス長の文字制限によって、
正常に起動できないため、「7-Zip」というソフトウェアで展開することが推奨されています。
7-Zipはコチラからダウンロードしてください。
(6) 解凍したら「pleiades」というフォルダができます。
Eclipseを実行する際には、「pleiades」フォルダ内の「eclipse」というフォルダの中にある「eclipse.exe」というファイルを実行します。
以上で、Eclipseのダウンロードは完了になります。
Eclipseの初期設定とプログラムの実行は【はじめてのJava】統合開発環境の準備 Part2をご覧ください。
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