【CCNA連載】ネットワークとプロトコル①


ネットワークとプロトコル①

CCNAではネットワークの様々な知識を問われます。まずネットワークの関連用語から見ていきましょう。

■ネットワークとは

<ネットワークとはパソコンや後に詳しく説明することになるハブやスイッチに代表されるネットワーク機器を
ケーブルや電波などで接続し、互いに通信が可能な状態になっているものを指します。
このように機器を相互に接続することで離れた場所に存在しているコンピュータとデータのやり取りを
行うことができるようになります。
ネットワークを構成しているPCやネットワーク機器をノードといいます。
そして各ノード間を接続している線をリンクといいます。(図1-1)

図1-1

 

 

 

 

 

 

 

 

また、これらのリンク上のデータの流れをフローといい、流れている情報や量をトラフィックといいます。
このように各機器を接続していくことでネットワークが構築されるのですが、
その場所により大きくLAN(Local Area Network)とWAN(Wide Area Network)、インターネットに分けられます。

■ネットワークの種類

では3つのネットワークについて順番に見ていきましょう。

・LAN(Local Area Network)

LAN(Local Area Network)は家庭や企業といった建物や施設内の範囲で利用されるネットワークとなります。
社内や家庭内の人が自由に配線や機器の設置を行うことができます。
どういった機器を購入するのか、どういったネットワークにするのかといったことの決定や配線などを
すべてLAN内の人たちで行う形となります。メンテナンスも基本的には自分たちで行うことになります。

図1-2

 

 

 

 

 

 

 

 

・WAN(Wide Area Network)

WAN(Wide Area Network)は、離れた場所に存在しているLANとLANを接続するサービスです。
不特定多数のLANと接続するわけではなく、同じ組織・企業、例えば東京の本社のLANと大阪支社のLANを
接続するといった場合に利用されます。地理的に離れていることから自分たちでは配線や機器の設置ができません。
通信事業者は電線などを敷設する許可を持っているため、そういった通信事業者が提供するWANサービスを
利用する形となります。そしてサービスを利用するために利用料を払う必要があります。

図1-3

 

 

 

・インターネット

インターネットは、地球規模の大きなネットワークで世界中のユーザが接続しているネットワークとなります。
個人や企業は、インターネット接続サービスを提供しているインターネットサービスプロバイダ(Internet Service Provider : ISP)に
料金を払い接続する形をとります。

図1-4

 

 

 

 

 

 

 

 

■通信の方式

通信の際には、通信したい相手を指定する必要があります。その宛先の指定方法には
ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャストの3つの方式があります。

次にこの3つの通信方式について見ていきましょう。

・ユニキャスト

特定の宛先に対してのみデータを送信する1対1の通信がユニキャストとなります。
1対1であるため、複数の相手に同じデータを送る場合、相手の数だけデータを作成し送る必要があります。

・ブロードキャスト

不特定多数に対してデータを送信する1対多の通信がブロードキャストとなります。
複数の相手に対して同じデータを送る場合でも送信元は1つのデータを送るだけで済みます。
ただデータを必要としていない端末にまでデータが届いてしまい、必要でなくても内容を確認する必要があるため少し負荷がかかります。

・マルチキャスト

ある特定のグループに対してデータを送信する1対グループの通信がマルチキャストとなります。
グループに対して同じデータを送信する場合でも送信元は1つのパケットを送るだけで済みます。
またブロードキャストとは違い、グループ外の端末にデータが届いても無視されるため、ブロードキャストのように
受け取った側の端末に負荷がかかるといったことがありません。効率のよい通信方式となります。

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