【Unity連載】おさえておきたいプロジェクトビューの使い方


プロジェクトビューの役割


Unityエディタの Project と表示されているタブがプロジェクトビューです。
プロジェクトウィンドウと呼んだりもします。

プロジェクトビューの役割は、簡単に言うと「資材置き場」です。ゲームを作るために必要な材料を自由に置いておくことができる倉庫のようなイメージがわかりやすいかもしれません。作成するゲームで使用するかもしれな画像や音楽データ、スクリプトや3Dポリゴンデータなど様々なデータファイルを取り込んでおき、一覧形式で表示できます。
具体的な操作は後ほど紹介いたしますが、例えばプロジェクトビューに3Dのキャラクターデータを取り込んでおけば、ゲームシーンに配置する形で利用できますし、C#のプログラムファイルであればゲームオブジェクトにアタッチする形で利用できます。

プロジェクトビューの役割として、ぜひ覚えておいていただきたいのは、「あくまでも、ゲーム作成で使用する ”かもしれない” データを取り込んでおく場所」ということです。例えば、「ゲームにいい感じの効果音をつけたいからアセットストアでサウンドエフェクトのデータセットを購入し、プロジェクトビューに取り込んでいろいろ試してみよう!」のような使い方をイメージしてもらえるとよいでしょう。
仮に、プロジェクトビューにたくさんのファイルを取り込んだとしても、最終的に完成するゲームの容量には直結しませんので、その点も安心してください。(完成したゲームの容量は、ゲームシーン内で利用しているファイルのサイズと、特別なフォルダに配置したファイルしか影響しないためです)

またプロジェクトビューには、自らがゲームシーンを作り進めるにあたって作成したゲームオブジェクトのデータを保存することもできます。保存する目的はゲームオブジェクトの再利用です。というのも、複数のシーンで利用したいゲームオブジェクト(メインキャラクターや敵キャラ、アイテムなど)は、その都度シーンごとに作成したら管理が煩雑になって面倒ですし、シーン内に複数配置したいゲームオブジェクト(障害物や足場など)は、同じものを何度も作成するもの手間なうえ、まとめて管理できない状態になっては後々苦労します。
これらの問題を解決するために、Unity(プロジェクトビュー)では プレハブ という仕組みが用意されています。プレハブの作り方は後程紹介いたしますが、カスタマイズしたゲームオブジェクトを保存して資材化(プレハブ化と呼ぶ)することで後々のゲーム製作を効率的に進めることができます。

プロジェクトビューの代表的な操作


■Unityで使用するファイルの作成(Create)
プロジェクトビューにて右クリックをするとCreateという項目があり、ゲームオブジェクト以外のファイル(C#プログラムやマテリアルなど様々ある)は基本的にすべてこのプロジェクトビューのCreateから作成する形となります。(ちなみにゲームオブジェクトはヒエラルキービューからCreateします)
プロジェクトビュー内の左上の+マークもCreate機能です。

■外部ファイルの取り込み(Import)
外部のファイルをプロジェクトビューに取り込む作業をインポートといいます。こちらは右クリックからImport○○を選択することで行えますが、シンプルな操作としてプロジェクトビューに直接ドラッグ&ドロップする方法がわかりやすくてお勧めです。後述のunitypackageもドラッグ&ドロップするだけでインポートが行えます。

■ファイルの書き出し(Export)
プロジェクトビューの中身のファイルを選択して書き出すことができます。このとき書き出すファイルは圧縮されて「.unitypackage」という拡張子のファイルになります。unitypackageはアセットストアや公式サイトでもアセットの配布に使用されている形式です。

■プレハブ化
ヒエラルキービューのゲームオブジェクトを、プロジェクトビューにドラッグ&ドロップすることでプレハブを作成できます。

■ファイルに紐づいているゲームオブジェクトをヒエラルキーから検索する(Find References In Scene)
指定したファイルに紐づいたゲームオブジェクトのみヒエラルキービューに表示されます。プロジェクトビューを整理するときなどに重宝します。

■ファイルを複製する
プロジェクトビューにてファイルを1つ選択している状態でショートカットキー(Ctrl + D)を行うとファイルを複製できます。右クリックからでは行えないため意外と知られていない機能ですが、知っているととても役に立ちます。

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