はじめに
ゲーム開発エンジンの1つであるUnityをインストールする前にまずはUnityHubをインストールしましょう。UnityHubとは、Unityのバージョンを管理するソフトです。Unityは1年の中で最低でも3回の大幅なアップグレードを行います。アップグレード前と後では、ほとんど異なるソフトになるといっても過言ではなく、アップグレード後に、製作途中のゲームを開くことができなくなるということはよくある話です。そこで、UnityHubでは、いくつかのバージョンを保管し、最適なバージョンでゲームを開くことができます。1つのバージョンをインストールしている状態に比べると、ストレージは食われますが、製作途中のゲームが開けなくなるリスクを考えると、断然便利なソフトと言えます。
前提条件
- 使用するPCのスペック
- OS:Windows7 SP1以降,MacOS 10.12以降
- CPU:SSE命令セットのサポートがあるもの
- GPU:DX10(シェーダーモデル0)以上
- メモリ4GB以上(これでもかなり低い)
- プロキシの解除(Unityのダウンロードに制限がかかるため)
手順
- Unityのホームページ(https://unity.com/ja)へ行きます。
- ページ上の「はじめる」をクリック(ホームページのデザインはよく変わるので、場所は一定ではありません)。
- ライセンス選択画面が出てきます。
個人利用かつ、年収$10万未満の方は無料版をインストールすることができます。ほとんどの方は左記の条件に当てはまるかと思いますので、今回は無料版のインストールの仕方を記します。
- 画面上部の「個人向け」タブをクリック。
- 「Personal」の「はじめる」をクリック。
- 「新規ユーザー」か「リピートユーザー」で選択する画面が出てきます。
「リピートユーザー」をクリック。
「新規ユーザー」の方は、チュートリアルを観ることができますが英語なので、英語が堪能でなければわかりにくいです。更に、内容自体もある程度知識がある前提のものなので、初心者の方にはお勧めできません。
- 利用規約を満たしていれば、左上のボックスにチェックを入れ、左下の「Download Unity Hub」をクリック。
利用規約に記されていることは、要約すると以下の2つです。
- 年収が$10万を超えていない。
- UnityPlusまたはUnityProを使用していない。
- エクスプローラーに「UnityHubSetup」がダウンロードされているので、ダブルクリック。
- ライセンス契約書が出てくるので、右下の「同意する」をクリック。
- 「参照」をクリックしてソフトをインストールするフォルダを選びます。
※パスに全角文字列が含まれないようにしてください。含まれてしまうとソフトがうまく開かない可能性があります。
- フォルダを選べたら「インストール」をクリック。
- UnityHubをインストールしたフォルダ内の「exe」をダブルクリック。起動できれば完了です。
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