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【CCNA・CCNP試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP編】練習問題 Part 6

【CCNA・CCNP試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP編】練習問題 Part 6

【CCNA・CCNP試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP編】練習問題 Part 6

今回は、今まで書いてきたSTPの総合的な練習問題を書いていこうと思います。STPの知識をしっかりと身につけられているかのチェックに使っていただけると良いと思います。CCNAを勉強中の方はもちろん、CCNPの勉強をしている方も、ぜひ参考にしてみてください!
これまでの解説編はコチラ!
【CCNA・CCNP試験対策】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP解説編】Part 1
【CCNA・CCNP試験対策】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP解説編】Part 2
【CCNA・CCNP試験対策】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP解説編】Part 3
【CCNA・CCNP試験対策】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP解説編】Part 4
【CCNA・CCNP試験対策】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP解説編】Part 5

問題1

次のうち、#show spanning-tree コマンドで確認できる項目はどれですか。(2つ選択)

  1. ルートブリッジのブリッジプライオリティ値
  2. ネイティブVLAN
  3. BPDUフィルターが有効にされているか
  4. ルートパスコスト
  5. インターフェースのVLAN番号

問題1の解答と解説を表示

解答)A、D

#show spanning-treeコマンドはSTPの設定を確認する際によく使用するコマンドです。このコマンドを利用することで、自スイッチのMACアドレスやプライオリティ、パスコスト等の確認、また、ルートブリッジに選出されているスイッチのプライオリティ値やMACアドレス、ルートパスコスト、STPのモードなどの多くの情報を読み取ることが出来ます。

問題2

次のそれぞれの項目とそれに関する説明文を正しい組合せにしてください。

  1. 16ずつ増加する
  2. 最も低い値が優先される
  3. デフォルトの値は128である
  4. 4096ずつ増加する
  5. デフォルトの値はインターフェースの速度に依存する
  6. 値の範囲は1から200000000である
  • スイッチプライオリティ
  • ポートプライオリティ
  • パスコスト
問題2の解答と解説を表示

  • スイッチプライオリティ – B、D
  • ポートプライオリティ – A、C
  • パスコスト – E、F

スイッチプライオリティはSTPが動作するためのルートブリッジを決定するために使用する値です。プライオリティは最も低い値が優先されます。また、4096の倍数でしか設定できません。
ポートプライオリティはSTPの指定ポートを選出する際に、パスコスト、ブリッジIDが同じ場合に比較される値です。ポートを優先的に指定ポートに選出させたい場合などに変更することがあります。デフォルトでは、128.ポートの番号になります。また、設定する場合は16の倍数で設定する必要があります。
パスコストは、ルートポートや指定ポートを選出する際に、最初に比較される値です。パスコストはインターフェースの速度によって決定されます。また、手動で設定することもでき、その場合は、1~200000000までの値で任意の数値を設定できます。

問題3

STPが動作しているスイッチで、STPの構造を変更させたくない場合に設定する項目として適切な設定は次のうちどれですか。(2つ選択)

  1. BPDUガード
  2. Portfast
  3. Backbonefast
  4. RSTP
  5. ルートガード
問題3の解答と解説を表示

解答)A、E

STPの構成の保護に使用される機能はBPDUガード、ルートガードの2つです。BPDUガードは、設定したポートでBPDUを受信すると、ポートをerr-disable状態にしてBPDUを受け取らなくする機能です。主にPortfastと同時に設定する機能です。ルートガードは、設定したスイッチで上位のBPDU(そのスイッチよりもプライオリティが小さいBPDU)を受け取ると、ルート不整合状態になり、ポートを一時的にダウンさせることでSTPのトポロジーの変化を防ぎます。

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