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【CCNA・CCNP試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP編】練習問題 Part 4

【CCNA・CCNP試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP編】練習問題 Part 4

【CCNA・CCNP試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP編】練習問題 Part 4

前回のSTP解説編 Part5では、STPの拡張機能としてルートガード、BPDUガード等のツリー構造を保護する機能について解説しました。今回は、それらの練習問題を書いていこうと思います。CCNP Switchでよく出題される内容ですので、CCNAを勉強中の方はもちろん、CCNPの勉強をしている方も、ぜひ参考にしてみてください!
この練習問題に関する解説編はコチラ!
【CCNA・CCNP試験対策】ネットワークの基礎から学んでいこう!【STP解説編】Part 5

問題1

Catalystスイッチで、ルートガードを設定するのに必要なコマンドは次のうちどれですか。

  1. (config)# spanning-tree guard root
  2. (config)# spanning-tree root guard
  3. (config)# spanning-tree rootguard enable
  4. (config-if)# spanning-tree guard root
  5. (config-if)# spanning-tree root guard
  6. (config-if)# spanning-tree rootguard enable

問題1の解答と解説を表示

解答)D

ルートガードの設定を行うコマンドは、(config-if)# spanning-tree guard root です。
STPの保護機能の設定コマンドは、それぞれ似たような書式のものが多いので、一つ一つ混同しないように覚えておきましょう!

問題2

次の記述のうち、BPDUガードの説明として正しいものはどれですか。

  1. ルートブリッジでのみ設定を行う。
  2. 設定したポートで上位のBPDUを受け取ると、ポートを一時的にシャットダウンする。
  3. トランクポートに設定しているポートでBPDUガードの設定を行う。
  4. 設定したポートはBPDUを送信しなくなる。
  5. 設定したポートでBPDUを受け取ると、ポートをerr-disable状態にする。

問題2の解答と解説を表示

解答)E

BPDUガードは、Portfastを設定したポートに誤ってスイッチを接続して、ループが発生してしまうことを防ぐことが出来ます。BPDUガードを有効にしたポートでBPDUを受け取った場合、そのポートが「err-disable」状態に置かれ、強制的なシャットダウン状態になります。
< 間違い選択肢 >
A、Cは、BPDUガードはPortfastと併用する機能ですので誤りです。
Bはルートガードの説明です。
DはBPDUフィルターの説明です。

問題3

Catalystスイッチでループガードを設定するコマンドは次のうちどれですか。

  1. (config)#spanning-tree loop guard
  2. (config)#spanning-tree loop guard default
  3. (config-if)#spanning-tree guard loop
  4. (config-if)#spanning-tree loopguard
  5. (config-if)#spanning-tree loopguard enable
問題3の解答と解説を表示

解答)C

ループガードは、「ブロッキング状態のポートでBPDUを受信しなくなった場合にループが発生することを防ぐ機能」です。
設定コマンドには2通りあり、インターフェース単位で有効化する場合と、スイッチ全体で有効化する場合で、それぞれ設定するコマンドが異なります。

  • インターフェース単位で有効化する場合
    (config-if)#spanning-tree guard loop
  • スイッチ全体で有効化する場合
    (config)#spanning-tree loopguard default

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