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【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【読み取り編】Part 2
2018.10.02

【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【読み取り編】Part 2

【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【読み取り編】Part 2

CCNAの勉強をしている方へ向けて、試験範囲の対策問題を作成してみました。
今回も、トポロジー図の構成やアドレスから情報を読み取る問題を出題していきます。
どんな状態になっているかをしっかりと把握して解きましょう!

問題1

下の図のRouter1上でネットワーク192.168.202.0/24をスタティックルートのデフォルト以外のアドミニストレーティブディスタンスで設定するにはどのコマンドを使用しますか?

  1. router1(config)#ip route 1 192.168.201.1 255.255.255.0 192.168.201.2
  2. router1(config)#ip route 192.168.202.0 255.255.255.0 192.168.201.2 1
  3. router1(config)#ip route 5 192.168.202.0 255.255.255.0 192.168.201.2
  4. router1(config)#ip route 192.168.202.0 255.255.255.0 192.168.201.2 5
問題1の解答と解説を表示

解答)D

スタティックルートを設定するコマンドは通常、ip route <最終的な宛先IPアドレス、サブネットマスク> <ネクストホップのIPアドレス>のように書きます。ただし、このコマンドはアドミニストレーティブディスタンス値をデフォルトのまま設定するときに使用するコマンドです。アドミニストレーティブディスタンス値をデフォルトから変更して設定したいときには、ネクストホップのアドレスの後に設定したいアドミニストレーティブディスタンス値を指定します。スタティックルーティングのデフォルトのアドミニストレーティブディスタンス値は1なので、選択肢の中で正しく設定をできているのは、Dになります。

問題2

下の図の構成を見て問題に答えてください。ホストAからホストBにIPパケットを送信したとき、ホストBに到達したフレームの送信元の物理アドレスはどうなっていますか。

  1. 10.168.10.99
  2. 10.168.11.88
  3. A1:A1:A1:A1:A1:A1
  4. B2:B2:B2:B2:B2:B2
  5. C3:C3:C3:C3:C3:C3
  6. D4:D4:D4:D4:D4:D4
問題2の解答と解説を表示

解答)E

ホストAから送信されたフレームは、R2、R1を経由してホストBへと転送されます。ルータでは、フレームを転送する際に、ルーティングテーブルの情報をもとに宛先MACアドレスと送信元MACアドレスを書き換えます。この場合、ホストBに到達したフレームの宛先MACアドレスはD4:D4:D4:D4:D4:D4(ホストBのMACアドレス)、送信元MACアドレスはC3:C3:C3:C3:C3:C3(R1のMACアドレス)になります。

問題3

図を参照してください。R1に接続されているのホストはR3に接続されたサーバにHTML文書を要求しました。R1から送出されるときのパケットの送信元IPアドレスは何でしょうか。

  1. 10.1.0.1
  2. 10.1.0.5
  3. 10.1.0.6
  4. 10.1.0.14
  5. 10.1.1.16
  6. 10.1.2.8
問題3の解答と解説を表示

解答)E

送信元や宛先のMACアドレスは、ルータを経由する際に書き換えられます。ですが、送信元IPアドレスと宛先IPアドレスは、NATによって変換が行われない限り、変わることはありません。よって、Eが正解になります。

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