ExcelVBAベーシックの試験範囲に関する練習問題を記載していきます。
勉強して得た知識が定着しているかを確認しましょう。
他の練習問題を見たい場合は練習問題一覧を押下し確認してください。
【問題】
開いているブック「sample.xlsx」を保存して閉じるコードを記述してください。
【解答と解説】
※問題の要件を満たしていれば正解としてください。
開いているブックを閉じるにはCloseメソッドを使います。
[code]
Workbooks("sample.xlsx").Close
[/code]
Workbooksの引数に拡張子も含めてファイル名を記述します。
拡張子がない場合エラーになりますので注意しましょう。
次に保存する処理を記述します。
Closeメソッドのあとに引数SaveChangesを入力することで、閉じる際に保存するようにしたり、保存しないようにしたりすることが可能です。
[code]
Workbooks("sample.xlsx").Close SaveChanges:=True
[/code]
SaveChangesのあとにTrueと記述すると閉じる際に保存するように処理します。
逆に閉じる際に保存しないように処理したい場合はTrueのところをFalseに変えることで可能になります。
「SaveChanges:=」は省略できるので、CloseのあとにTrueとだけ記述しても大丈夫です。
▼記述したコード
[code]
Sub sample()
Workbooks("sample.xlsx").Close SaveChanges:=True
End Sub
[/code]
ブックを閉じるだけなので今回は画像はありません。
これで開いているブック「sample.xlsx」を保存して閉じることができます。
