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平成27年度秋期試験 基本情報技術者 午前問解説(問46~問50)

基本情報技術者試験

IT関係の仕事に就くまたは就いているのならば、ぜひ取っておきたい資格が基本情報技術者試験です。今回は平成27年秋季試験について解説していきます。問題に関しては情報処理技術者試験のページからダウンロードしてください。

問46 レビュー技法の一つであるインスペクションにおけるモデレータの役割はどれか。

モデレータとは、インスペクションにおける司会進行役です。モデレータは時間配分や参加者の役割を果たせるように進行していきます。
よって、正解は(エ)です。

問47 プログラム中の図の部分を判定条件網羅(分岐網羅)でテストするときのテストケースとして,適切なものはどれか。

問47

判定条件網羅なので、今回の場合プログラムの判定条件が真と偽の2種類が網羅できている選択肢を選びます。プログラムの条件結果は以下のようになります。(ア)の場合、真のみ。(イ)は真と真。(ウ)は真と偽。(エ)は真と真と真。
よって、正解は(ウ)です。

問48 ボトムアップテストの特徴として,適切なものはどれか。

ボトムアップテストとは、下位モジュールからテストをしていく手法です。下位モジュールを動かすためにドライバが必要になります。よって、正解は(エ)です。

問49 ソースコードやオブジェクトコードを解析して,プログラムの仕様と設計の情報を取り出す手法はどれか。

用語を確認していきましょう。(ア)のリエンジニアリングは既存の管理方法や業務プロセスを抜本的に見直し、変更することです。(イ)のリストラクチャリングは不採算事業などの整理を行い、成長事業や高収益事業へ経営資源を集中することです。(ウ)のリバースエンジニアリングはソースコードからプログラムの仕様などを取り出す手法です。(エ)のリファクタリングはソースを外部から見た状態を変えずに、ソースコードの内部構造を変えることです。よって正解は(ウ)です。

問50 共通フレームのプロセスのうち,成果物が利用者の視点から意図された正しいものになっているかどうかを確認するプロセスはどれか。

用語を確認していきましょう。(ア)の監査プロセスは、客観性及び独立性を保証された立場から、成果物及びプロセスが要求事項、計画及び合意に適合しているかどうかを判定するプロセスです。(イ)の検証プロセスは成果物やサービスが要件を適切に満たしているかどうかを確認するプロセスです。(ウ)の使用性向上プロセスはシステムをより使いやすくすることで、利用者の満足度を上げていくプロセスです。(エ)の妥当性確認プロセスは、成果物が利用者の視点から意図された正しいものになっているかどうかを確認するプロセスです。
よって正解は(エ)です。

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