PDO③
いよいよPDOを使ってプログラムを作成してみます。
■クエリの実行
まずPDOにおけるクエリの実行について説明します。
クエリを実行するにはPDOクラスのqueryメソッドを呼び出し、引数に文字列で定義したSQLを渡します。
■サンプルプログラム
pdo_insert.php
<?php
try {
// 接続処理
$dsn = 'mysql:host=localhost;dbname=sample_db';
$user = 'root';
$password = '';
$dbh = new PDO($dsn, $user, $password);
// INSERT文を発行
$sql = "INSERT INTO members ( name, age, address ) VALUES ( '田中', '25', '東京' )";
$dbh->query($sql);
print '成功しました';
// 接続切断
$dbh = null;
} catch (PDOException $e) {
print $e->getMessage() . "<br/>";
die();
}
プログラムを実行後、データベースを確認してみるとデータが入っていることが確認できます。

■まとめ
PDOでINSERT文を発行してみましたが、実はまだブラッシュアップの余地があります。
具体的にいうとプリペーアードステートメントというものを使います。
書き方は若干複雑になりますが、処理効率等でメリットがあります。
次回はそのプリペーアードステートメントについて説明していきます!