■if文による条件分岐
今回はプログラムの基本であるif文について説明していきます。
if文は条件分岐の書き方の一つです。
ある条件の結果に応じて実行する処理を分岐させることができます。
今回は書き方を3つ紹介していきます。
if文
まずは構文です。
条件式がtrueの場合に処理が実行され、falseの場合は何も実行されません。
if(条件式) {
処理;
}
そして使用例は次のようになります。
<?php
$num = 10;
if($num > 5) {
echo '5より大きい';
}
?>
表示結果:5より大きい
if-else文
引き続きまずは構文です。
条件式がtrueの場合に処理1が実行され、falseの場合は処理2が実行されます。
if(条件式) {
処理1;
} else {
処理2:
}
使用例は次のようになります。
<?php
$num = 7;
if($num % 2 == 0) {
echo '偶数です';
} else {
echo '奇数です';
}
?>
表示結果:奇数です
elseif文
まずは構文です。
条件式がtrueの場合に処理1が、条件式1がfalseかつ条件式2がtrueの場合は処理2が、いずれもfalseの場合は処理3が実行されます。
注意点は、上から順に条件判定が行われるので、trueがあった時点で分岐は確定します。
要は分岐処理は1つしか実行されない、ということです。
if(条件式1) {
処理1;
} elseif(条件式2) {
処理2:
} else {
処理3;
}
使用例は次のようになります。
<?php
$num = 77;
if(0 <= $num && $num < 10) {
echo '1ケタです';
} elseif(10 <= $num && $num < 100) {
echo '2ケタです';
} else {
echo '1ケタでも2ケタでもありません。';
}
?>
表示結果:2ケタです
まとめ
分岐処理の制御ではif、elseif、elseを使用する。
紹介した1~3の使い分けが重要。
次回はもう1つの条件分岐の書き方であるswitch文について説明していきます!


