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【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【新傾向問題編】Part 3
2018.08.10

【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【新傾向問題編】Part 3

【CCNA試験対策問題】ネットワークの基礎から学んでいこう!【新傾向問題編】Part 3

CCNAの勉強をしている方へ向けて、試験範囲の対策問題を作成してみました。
以前にも新傾向問題編ということでICND2の試験での新しい内容の問題を出題しました。
今回もまたまた新傾向問題編ということで問題を出題していこうと思います!

問題1

ACIのパストレースの機能として正しいものを2つ選択してください。

  1. レイヤ2到達性制御
  2. レイヤ3到達性制御
  3. レイヤ4アプリケーション制御
  4. レイヤ2接続制御
  5. レイヤ3プロセス制御
問題1の解答と解説を表示

解答)B、E

解説)ACIでは「Path Trace App」や「Path Trace ACL」などの便利なアプリケーションを
 サポートしています。Path Trace Appでは、送信デバイスから宛先デバイスに転送されるまでのパスを
 確認できます。Path Trace ACLでは、定義したACLLにおいてどのACLによりパケットが破棄されるのかを
 GUIにて視覚的に確認できるため、ACL設定などで発生するトラブルを迅速に解決することに役立ちます。

問題2

monitor session 16 source interface GigabitEthernet3/1コマンドの説明として正しいものはどれですか。

  1. A) セッション16の通信の単方向ソーストラフィックをモニタするデバイスを構成する
  2. セッション16の通信の双方向トラフィックをモニタするソースのデバイスを構成する
  3. セッション16の通信の双方向トラフィックをモニタする宛先のデバイスを構成する
  4. セッション16の通信の単方向宛先トラフィックをモニタするデバイスを構成する

問題2の解答と解説を表示

解答)B

monitor session <番号> source interface ○○コマンドは指定した送信元インターフェースからの双方向トラフィックをモニタするように設定する例を示します。

問題3

QoSの輻輳管理に関するものを3つ選択してください。

  1. FIFO
  2. PQ
  3. PPPoE
  4. HSRP
  5. WFQ
  6. DPQ
問題3の解答と解説を表示

解答)A、B、E

解説)QoSのキューイング、スケジューリングに関する語句を問う問題です。細かくてなかなか覚えられませんが、キューイング、スケジューリングの方式としては、「FIFO」「PQ」「WFQ」「CBWFQ」「LLQ」の5つを覚えておきましょう。

問題4

HSRPが利用するマルチキャストのタイプを3つ選択

  1. hello
  2. ping
  3. syn
  4. ack
  5. coup
  6. resign
問題4の解答と解説を表示

解答)A、E、F

HSRPはデフォルトゲートウェイを冗長化するプロトコルです。その際に使用するメッセージはHello、Coup、Resignの3つです。
Helloメッセージ
ルータが、Active (またはStandby Router) となっている間、Hello Time に設定された間隔で、送信されます。
Coupメッセージ
Active ではなかったルータが、Active Router になろうとするときに送信するメッセージです。
それまでActive Router であったルータから、自分よりも低いプライオリティのHello を受け取ると、Standby Router は、Coup メッセージを送信して、Active Router になろうとします。
Resignメッセージ
それまでActive Router であったルータが、Active Router を辞めるときに送信するメッセージです。
Active Router でHSRP の設定を削除すると、Resign メッセージを送信して、Standby Router が即座にActive Router になることを促します。

問題5

GREトンネルの説明として正しいものはどれですか。

  1. ルータで集約を利用できない
  2. MD5認証をサポートする
  3. IS-ISをサポートする
  4. クリアテキストで送信する
問題5の解答と解説を表示

解答)D

GREトンネルはトンネルプロトコルの1つです。トンネルの両端の機器でパケットのカプセル化を行い、両端の機器が直接接続されているように見せる技術です。GREの利点としては、ユニキャストもマルチキャストパケットも転送できるという点です。
しかし、GREは暗号化機能を備えていないことから、ルーティングセキュリティが保たれても、データそのものに対するセキュリティが保たれていないという欠点があります。

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