基本情報処理技術者試験の基本。財務諸表について②


基本情報処理技術者試験の基本。財務諸表について②

はじめに

H29年春の基本情報処理技術者試験が終わりました。
基本情報処理技術者試験は範囲が広く、学習するのも一苦労ではありますが、特におろそかになってしまいがちなのは「ストラテジ系」と呼ばれる範囲かと思います。配点も低く暗記で何とかなるだろうと高をくくり、前日に参考書をぱらぱらと見て終わりになってしまう人も多いのではないでしょうか。

そんなおろそかになってしまいそうな「ストラテジ系」の中から、
今回は「企業・財務」の範囲に出題される「財務諸表」について全4回でまとめていきたいと思います。
前回は「貸借対照表」について記載しましたが、今回は第2回ということで「損益計算書」についてまとめていきます。

損益計算書

企業の財務状況を確認する上でよく利用されるのが、
「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つです。
今回は、損益計算書に関する過去問から、貸借対照表について学習していくことにします。

損益計算書は以下のように、どれだけの利益を会社が出したのかを分かりやすく示した表になります。

太字になっている部分が、各種の利益を表しており、各種利益は以下のように算出できます。


・売上-売上原価(売上の為に使った経費) = 売上総利益(粗利)
・売上総利益(粗利)- 販売及び一般管理費 = 営業利益
・営業利益 + 営業外収益 - 営業外損益 = 経常利益
・経常利益 + 特別収益 - 特別損益 = 税引前利益
・税引前利益 - 法人税(納税) = 純利益

益(Profit)と損(Loss)の関係を一覧にしているので「PL表」などといったりもします。

過去問練習

それでは、この内容をふまえて以下の過去問を解いてみましょう。

営業損益の計算式はどれか。

ア 売上高 - 売上原価
イ 売上高 - 売上原価 - 販売費及び一般管理費
ウ 売上高 - 売上原価 - 販売費及び一般管理費 + 営業外損益
エ 売上高 - 売上原価 - 販売費及び一般管理費 + 営業外損益 + 特別損益

(平成19年秋期 問72)

「営業損益」という言葉を使っていますが、「営業利益」のことです。
ということで、答えは「イ」ですよね。

まとめ

今回は財務諸表の代表的な表の2つ目「損益計算書」についての説明と過去問を解きました。
損益計算書はその期の会社の利益(損失)が何に依るのかを知るために重要な表です。しっかりと覚えておきましょう。

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