LPICよくある質問集第②回~コマンド由来編~その7


今回はLPICでよくある質問集の第②回の続きになります。
それでは早速よくある質問ドドーン!

Q2「LPICに出てくるLinuxコマンドってどうやって覚えるんですかー?」

LPICの学習をしているとよく苦戦するのが、数多くあるLinuxコマンドの暗記であります。
Linuxコマンドを覚えることは一番はコマンドを打って覚えることですが、そのきっかけとしてコマンドの由来がどこから来ているのか、ということを知るのは非常に有効な手段になります。
Linuxコマンドはだいたい何かの略称となっています。

今回はその7回目!
これを見てコマンドを暗記していきましょう~!
前回に引き続きファイルシステム管理コマンドたちの語源がなんなのか、見ていきます!
それではスタートです!

■ファイルシステム管理コマンド~続き~

・df

語源:disk free(ディスクの空き容量)
意味:ファイルシステムのディスク使用状況を表示する
書式:df [オプション] [デバイスファイル名] 
説明:
ファイルシステムのディスク容量の使用状況を表示するコマンド。
使用中のディスクの量と空いてるディスクの量を表示する。
よく使うオプションとして「-h」があるが、これはhuman readableの略である。
human readableというのは人間が読みやすいという意味で、その通り人間が理解しやすい適切な単位でディスクの容量を表示してくれる。
dfというコマンド名は、ディスク(Disk)の空き(Free)容量を表示するところからきている。

・du

語源:disk usage(ディスク使用量)
意味:ファイルやディレクトリの容量を表示する
書式:du [オプション] [ディレクトリ名またはファイル名] 
説明:
ファイルのディスク使用量を見積もるコマンド。
指定したファイルやディレクトリとそのファイルやディレクトリ以下の全階層の使用量を表示する。
duというファイル名は、ファイルやディレクトリのディスク(Disk)使用量(Usage)を表示するところからきている。

・umount

語源:un mount(アンマウント)
意味:アンマウントを行う
書式:umount [マウントポイントまたはデバイスファイル名] 
説明:
ファイルシステムのアンマウントを行うコマンド。
アンマウントというのは、コンピュータに接続した機器やディスクをOSから切り離し、取り外せる状態にすること。
今回の場合は、階層構造からファイルシステム切り離すことを意味している。
umountというコマンド名は、ファイルシステムをアンマウント(UnMOUNT)するところからきている。

・edquota

語源:edit quota(クォータを編集)
意味:クォータの設定を行う
書式:edquota [ユーザ名] 
説明:
ユーザのクォータを編集するコマンド。
ユーザやグループを指定してユーザに対してのクォータを設定する。UIDやGIDを指定することもできる。
ディスククォータに対応したテンポラリファイルを作ってviエディタでそのファイルを開き、クォータの設定を行う。
edquotaというコマンド名は、クォータ(QUOTA)を編集する(EDit)ところからきている。

・repquota

語源:report quota(クォータを報告)
意味:ファイルシステムのクォータ状況を表示する
書式:repquota [ファイルシステム名] 
説明:
ファイルシステムのクォータのまとめを表示するコマンド。
指定したファイルシステムのディスクの使用状況とクォータ状況のまとめを表示する。
似たようなコマンドで、quotaコマンドがあるが、quotaコマンドはユーザのクォータ状況を表示するのに対し、
このrepquotaはファイルシステムのクォータ状況を表示する。
repquotaというコマンド名は、クォータ(QUOTA)状況を報告する(REPort)ところからきている。

・pvcreate

語源:physical volume create(物理ボリューム生成)
意味:物理ボリュームを作成する
書式:pvcreate [ディスクパーティション] 
説明:
LVMで使うためにディスクやパーティションを初期化するコマンド。
ハードディスク内に用意する、LVM用のパーティションのことを物理ボリュームという。
LVM用のパーティションを物理ボリュームとして登録するときに使う。
LVMというのは、Logical Volume Managerの略で、複数のハードディスクなどの記憶領域をまとめて、ひとつの大きな仮想的な領域とし、そこから仮想的なパーティション領域を切り出すことで記憶領域の管理を柔軟にする仕組みのことである。
pvcreateというコマンド名は、物理(Physical)ボリューム(Volume)を作成する(CREATE)ところからきている。
ちなみに物理ボリュームの操作を行うコマンドは、pv○○というコマンド名になっていて、それらのpvも全てPhysical Volumeの略である。
例)pvscan、pvdisplay、pvmove、pvremoveなど

・vgcreate

語源:volume group create(ボリュームグループ生成)
意味:ボリュームグループを作成する
書式:vgcreate [ボリュームグループ名] [物理ボリューム名1] 
説明:
ボリュームグループを作成するコマンド。
複数の物理ボリュームをまとめて新たに作られる管理単位がボリュームグループである。
簡単に言うと、物理ボリュームをいくつかまとめて、グループ化を行い、できたグループのことをボリュームグループと呼ぶのである。
vgcreateというコマンド名は、ボリューム(Volume)グループ(Group)を作成する(CREATE)ところからきている。
ちなみにボリュームグループの操作を行うコマンドは、vg○○というコマンド名になっていて、それらのvgも全てVolume Groupの略である。
例)vgextend、vgchange、vgreduce、vgremove、vgrenameなど

・lvcreate

語源:logical volume create(論理ボリューム生成)
意味:論理ボリュームを作成する
書式:lvcreate [オプション] [ボリュームグループ名] 
説明:
既存のボリュームグループに論理ボリュームを作成するコマンド。
複数のハードディスクなどの記憶領域をまとめてできたひとつの大きな仮想的な領域(ボリュームグループ)から切り出す仮想的なパーティション領域のことを論理ボリュームという。
ユーザはこの論理ボリュームのデバイスファイルをマウントすることで、実際のパーティション同様に使うことができる。
lvcreateというコマンド名は、論理(Logical)ボリューム(Volume)を作成する(CREATE)ところからきている。
ちなみに論理ボリュームの操作を行うコマンドは、lv○○というコマンド名になっていて、それらのlvも全てLogical Volumeの略である。
例)lvscan、lvdisplay、lvextend、lvchange、lvremove、lvrenameなど

以上、今回は8個のファイルシステム管理コマンドの由来を紹介しました。
コマンドの使い方が分からないという場合には、語源だけではなく意味や書式、説明のほうも見てみてください!
それではまた次回、乞うご期待!!!!!!!

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