LPICよくある質問集第②回~コマンド由来編~その6


今回はLPICでよくある質問集の第②回の続きになります。
それでは早速よくある質問ドドーン!

Q2「LPICに出てくるLinuxコマンドってどうやって覚えるんですかー?」

LPICの学習をしているとよく苦戦するのが、数多くあるLinuxコマンドの暗記であります。
Linuxコマンドを覚えることは一番はコマンドを打って覚えることですが、そのきっかけとしてコマンドの由来がどこから来ているのか、ということを知るのは非常に有効な手段になります。
Linuxコマンドはだいたい何かの略称となっています。

今回はその6回目!
これを見てコマンドを暗記していきましょう~!
今回はファイルシステム管理コマンドたちの語源がなんなのか、見ていきます!
それではスタートです!

■ファイルシステム管理コマンド

・fdisk

語源:format disk(ディスクフォーマット)
意味:パーティションテーブルの操作を行う
書式:fdisk [オプション] [デバイスファイル名] 
説明:
ハードディスクのパーティションの作成、削除、変更などを行うコマンド。
パーティションテーブルを表示する際にはオプションの「-l」を使う。(listの略)
パーティションの作成、削除、変更は操作、設定モードで行う。
操作モードではコマンドを使って操作を行う。
類似したツールとして、partedコマンドも存在するが、partedはより優れたツールになっている。
fdiskというコマンド名は、ハードディスク(DISK)のフォーマット(Format)を行うところからきている。

・mkfs

語源:make filesystem(ファイルシステムを作る)
意味:ファイルシステムの作成を行う
書式:mkfs [デバイスファイル(ディスクパーティション)名] 
説明:
Linuxのファイルシステムを構築するコマンド。
ハードディスク上のパーティションにファイルシステムを構築するときに使われる。
デフォルトではext2ファイルシステムを作成する。
mkfsというコマンド名は、ファイルシステム(FileSystem)を作る(MaKe)ところからきている。

・mke2fs

語源:make ext2 filesystem(ext2ファイルシステムを作る)
意味:ext2/ext3ファイルシステムの作成を行う
書式:mke2fs [デバイスファイル(ディスクパーティション)名] 
説明:
ext2/ext3/ext4ファイルシステムの作成を行うコマンド。
ext2というのは、second extended filesystemの略で、LinuxOSで広く利用されたファイルシステムである。初期のextファイルシステムを拡張したもの。
なお現在はext4ファイルシステムが主流である。
mke2fsというコマンド名は、ext2ファイルシステム(Ext2FileSysten)を作る(MaKe)というところからきている。

・mkswap

語源:make swap(スワップを作る)
意味:スワップ領域を作成する
書式:mkswap [デバイスファイル(ディスクパーティション)名] 
説明:
Linuxのスワップ領域を準備するコマンド。
Linuxのスワップ領域をデバイス上またはファイル上に準備するために使われる。
このコマンドによってスワップ領域を準備した後に、このスワップ領域を利用するためにはswaponコマンドを実行する必要がある。
mkswapというコマンド名は、スワップ領域(SWAP)を作成する(MaKe)ところからきている。

・tune2fs

語源:tune ext2 filesystem(ext2ファイルシステムを調整する)
意味:ext2、ext3ファイルシステムのパラメータを調整する
書式:tune2fs [オプション] [デバイスファイル(ディスクパーティション)名] 
説明:
Linuxのext2、ext3ファイルシステムの様々なパラメータを調整できるコマンド。
ext2ファイルシステムからext3ファイルシステムに移行する際には「-j」オプションを使う。
これはjournalの略で、ext3ファイルシステムにはext2にはないジャーナリング機能があるからである。
tune2fsというコマンド名は、ext2ファイルシステム(Ext2FileSystem)のパラメータを調整する(TUNe)ところからきている。

・fsck

語源:filesystem check(ファイルシステムチェック)
意味:ファイルシステムの整合性をチェックする
書式:fsck [デバイスファイル名またはマウントポイントまたはext2ラベルまたはUUID指定] 
説明:
Linuxファイルシステムのチェックと修復を行うコマンド。
デフォルトだと、/etc/fstab内に書かれたファイルシステムを逐次的にチェックする。
fsckというコマンド名は、ファイルシステム(FileSystem)をチェックする(ChecK)ところからきている。

・e2fsck

語源:ext2 filesystem check(ext2ファイルシステムチェック)
意味:ext2やext3ファイルシステムの整合性をチェックするコマンド
書式:e2fsck [デバイスファイル名] 
説明:
Linuxのext2またはext3ファイルシステムをチェックするコマンド。
ファイルシステムが保存されているデバイスファイルに行う。
マウントされているファイルシステムに対してこのコマンドを実行するのは安全ではないので、何をしているのか分かっているエキスパートが使うべきコマンドである。
e2fsckというコマンド名は、ext2ファイルシステム(Ext2FileSystem)のチェック(ChecK)を行うところからきている。

・dumpe2fs

語源:dump ext2 filesystem(ext2ファイルシステムをダンプする)
意味:ext2、ext3ファイルシステムの各種情報を出力する
書式:dumpe2fs [デバイスファイル名] 
説明:
ext2やext3ファイルシステムの情報をダンプするコマンド。
指定されたデバイス上にあるファイルシステムのスーパーブロックに関する情報やブロックグループの情報を表示する。
dumpe2fsというコマンド名は、ext2ファイルシステム(Ext2FileSystem)の情報を出力する(DUMP)ところからきている。

・debugfs

語源:debug filesystem(ファイルシステムをデバッグする)
意味:対話的にファイルシステムをデバッグする
書式:debugfs [デバイスファイル名] 
説明:
ファイルシステムの調査、デバッグを行うコマンド。
デバッグというのは、バグを見つけ修正することである。
対話モードでコマンドを使うことで、ファイルシステムの詳細な情報の調査や変更を行える。
debugfsというコマンド名は、ファイルシステム(FileSystem)のデバッグ(DEBUG)を行うところからきている。

以上、今回は9個のファイルシステム管理コマンドの由来を紹介しました。
コマンドの使い方が分からないときには、語源だけではなく意味や書式、説明のほうも見てみてください。
それではまた次回、乞うご期待!!!!!!
(次回もファイルシステム管理コマンドになります)

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