【平成28年度秋期試験】 基本情報技術者試験（FE） 午前 問51～問55

解説
プロジェクトマネジメントのプロセスとはプロジェクトの成り行きを示したものであり、そのグループは以下の5つに分けられています。

・立ち上げプロセスグループ
・計画プロセスグループ
・実行プロセスグループ
・監視コントロールプロセスグループ
・終結プロセスグループ

選択肢がそれぞれどのプロセスグループに属するかを確認していきます。

アは、計画プロセスグループで実施します。
イは、実行プロセスグループで実施します。
ウは、実行プロセスグループで実施します。
エは、立ち上げプロセスグループで実施します。

よって、解答は「ア」です。

解説
選択肢の用語について確認していきましょう。

よって、解答は「ア」になります。

解説
ファンクションポイント法とは、それぞれの機能ごとに分類し複雑さによって重みづけ点数をつけることで、その合計値から全体の工数を見積もる方法です。
選択肢の中で使用するものは画面数です。

よって、正解は「イ」になります。

解説
この図では比率しか書かれていないので実際の工数と期間を算出します。
開発工数は200人月なので、比率から各工程の期間が以下のようになることがわかります。

要件定義：32人月
設計：66人月
開発・テスト：84人月
システムテスト：18人月

開発期間は10か月なので、比率から各工程の工数が以下のようになることがわかります。

要件定義：2か月
設計：3か月
開発・テスト：4か月
システムテスト：1か月

それぞれの工程に必要な人数は、「工数 / 期間」で算出することができるので以下のようになることがわかります。

要件定義：32人月 / 2か月 = 16人
設計：66人月 / 3か月 = 22人
開発・テスト：84人月 / 4か月 = 21人
システムテスト：18人月 / 1か月 = 18人

開始から終了までの要員は一定なので最も人数が必要とする設計の人数が解答になります。

よって、解答は「エ」になります。

解説
バーチャルサービスデスクとは、サービスデスクが複数の要員や部門で分散されていても単一のサービスデスクのように見えるものをいいます。

よって、問題文と合致するのは「ア」になります。