【平成28年度秋期試験】 基本情報技術者試験（FE） 午前 問31～問35

解説
装置AはTCP/IPの階層モデルのインターネット層まで使用しています。
選択肢の機器の中で、インターネット層まで扱うことのできる機器はルータのみです。

よって、解答は「エ」です。

解説
選択肢の用語を確認していきましょう。

よって、解答は「イ」になります。

解説
サブネットマスク255.255.255.240を2進数で表すと以下のようになります。

同じサブネットに属するということは上の図の青い部分が同一のものになります。
選択肢のIPアドレスを2進数で表してみると以下のようになります。
※192.168.1. までは同一なので灰色にしています。

この図の結果から、「192.168.1.17」と「192.168.1.29」が「0001」で同一なので同一サブネットに属しています。
よって、正解は「イ」になります。

解説
まずは、PCとNTPサーバの通信時間を求めていきます。
問題の図から以下の式が成り立つことがわかります。

応答受信時刻 – 問合せ送信時刻 = 問合せ + (応答送信時刻 – 問合せ受信時刻) + 応答

問題文から「問合せ」と「応答」は同伝送遅延になると書いてあるので両方Tに置き換えます。

aa:bb:cc.000900 – aa:bb:cc.000100 = T + (aa:bb:cc.000400 – aa:bb:cc.000200) + T
800 = 2T + 200
T = 300

次に、NTPサーバとPCのずれを計算します。
ずれをXとすると以下のようになります。

問合せ送信時刻 + 問合せ = 問合せ受信時刻 + X
aa:bb:cc.000100 + 300 = aa:bb:cc.00200 + X
-X = aa:bb:cc.000200 – aa:bb:cc.000100 – 300
X = 200

この結果から、NTPサーバはPCに比べて200マイクロ秒進んでいることがわかります。

よって、解答は「イ」になります。

解説
問題文の状況を図として表します。

この図から地点Aから地点Bへの通信は、地点A→衛星と衛星→地点Bを電波が進む必要があります。
まずは、その時間を計算します。
電波の伝送速度の単位がメートルなので、10の3乗で割ることでkmに単位を合わせます。

(地点Aから衛星の距離 + 地点Bから衛星の距離) ÷ 電波の伝搬速度
= (37,500 + 37,500) ÷ (3 × 10の8乗 ÷ 10の3乗)
= 75,000 ÷ (3 × 10の5乗)
= 0.25秒

また衛星の中継のに10ミリ秒かかります。

0.25 + 0.01 = 0.26秒

よって、正解は「イ」になります。