ITスクールの講師やってるものです。こんにちは。
これまでに数多くの生徒を見てきた経験から
よくある質問をまとめて記事にしようと思います。
生徒の中にはパソコン自体に触ったことがない、という人から
Linuxをばりばりいじってきた、という方までさまざまでしたが、
その中でも幅広い層からよくされた質問というのをこの記事にて定期的にあげていき
みんなが疑問に思っていたことを解決して
みんなでLPIC合格しましょう!というのが目標です。
まあ最初なんでしばらくはLPIC level1の話でいきますね。
それでは早速第1回!
Q1「LPIC試験ってどうやって受けるんですかー?」
まずはここからなんですよね。LPIC試験の受験方法です。
やることをリスト化してみましょう。
1. LPI-IDの取得。
2. ピアソンVUEアカウントの取得。
3. ピアソンVUEで試験予約。or テストセンターのホームページで試験予約。
4. テストセンターで受験。
では1つずつ詳しくみていきましょうか。
①LPI-IDの取得
LPI-IDというのはLPIC試験を受けるために必要なIDになります。
LPICという試験はNPOであるLPI(Linux Professional Institute)によって運営されている
Linux技術者認定資格ですので、LPI-IDというのが必要になるんですね。
持ってるLPICのレベルにもよりますが
試験に合格すれば
Linux触れるよ~、サーバエンジニアだよ~というアピールができるようになります。
↓ここから登録できます!まだの人は今から登録!
受験までの流れ|IT資格といえば Linux技術者認定試験LPIC
②ピアソンVUEアカウントの取得
ピアソンVUEというのは、イギリスの企業ピアソンに所有されている、コンピュータテストサービスを
提供しているサービス会社です。
イギリスやアメリカの最高峰の試験を提供していて
Ciscoやオラクルなど大手のベンダー資格試験を独占的に請け負っています。
LPICも例外ではなくピアソンVUEによってコンピュータテストを提供されているということです。
すごい、ピアソンVUE。
だからピアソンVUEが提供しているテストを受けたかったらピアソンVUEアカウントが必要ということですね。
↓ここから登録できますよ~(プライバシーポリシーに同意して登録を進めましょう!)
ピアソン VUE – Linux Professional Institute Testing – アカウントの作成: 手順 1
③試験予約
上記2つが登録できたら早速受験予約です!(もちろん試験勉強は終わってること前提ですよ?)
方法としては、1.ピアソンVUEから受験予約 2.テストセンターのHPから受験予約 の2パターンあります。
また受験予約する前に必要なものがあります。
それは、本人確認証明書です。
・顔写真付きの証明書(運転免許証やパスポートなど)
・顔写真無しの本人確認書類(クレジットカードや健康保険証など)
の2点が必要になります。
パスポートや免許証持ってない人は「え…持ってない!」ってなるかもしれませんが
証明書は割となんでも大丈夫です!
よく生徒さんでも持ってなくて受けれない~~~って言う人いるんですが大丈夫なんです!
例えば、社員証と図書館カードの組み合わせでも大丈夫です!
そんなんでいいんです。
案外いけるもんなんです。
↓詳しくはこちらで確認してください。
本人確認書類について_2 :: ピアソンVUE
そして
○ピアソンVUEから受験予約の場合
↓ここから予約できます~
LPI :: ピアソンVUE
サインインして進めちゃってください~
ピアソンVUEからだと当日の予約はできないようになっています。
○テストセンターのホームページから予約する場合
「LPIC テストセンター 駅名」などでググってもらうと自分の近所の都市のテストセンターが出てくると思います。
そこのHPで試験予約すると、なんと当日の現在時刻の1時間後とかでも試験を受けることができます!
空き時間も詳細に確認することができます。
テストセンターのアカウントが必要な場合もあり、また登録をしなければならないというのがありますが、
時間の融通が利くので、自分としてはテストセンターのHPから予約するほうがおススメですね。
④試験受験
上記方法で、受験予約ができたら、いよいよ本番です。
テストセンターに行き、受付に行ったら、氏名と受ける試験名を伝えます。
いくつか書類に署名をし、顔写真の撮影をし(認定証に撮影した顔写真が載ります)、会計を済ませます。
また試験会場には私物は何も(時計も不可)持ち込めないので、ロッカーの鍵を渡されて荷物をすべてロッカーに入れます。
持ち込むものは、渡されるメモ用のホワイトボードとペンとロッカーの鍵と身分証明書だけになります。
そして試験時間になり、会場(別室)の適当な席に案内されます。
会場にはPCがたくさん置いてあり、パーティションで区切ってあります。1人1席で目の前に1台のPCがある、という感じです。
そこで席について、自分で試験開始のボタンをクリックして、試験が始まります。
全問解き終わって試験終了のボタンをクリックするかまたは時間切れになったら、試験が終了します。
試験終了と同時に画面に試験の合否が映しだされます。緊張の時ですね。
アンケートに答えて会場を出ると、ホワイトボード等を返却して受付の人が合否の紙を渡してくれます。
その紙にセクションごとの得点パーセンテージが書いてあります。
それを受け取り、全試験工程が終了になります。
どうでしょう、ここまでが試験受験の流れになります。
この流れさえしっかり頭に入れておけば、当日本番で緊張して実力を発揮できないなんてことにもなりません!
ちゃんと実力発揮できるように、頑張ってくださいー!