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XcodeでGitを使う(1)ローカルリポジトリにコミットする。
2016.01.10

XcodeでGitを使う(1)ローカルリポジトリにコミットする。

XcodeでGitを使う(1)ローカルリポジトリにコミットする。

はじめに

今まで「EclipseでGitを使う」という連載をしてきましたが、今回からは「XcodeでGitを使う」という記事を書いていきます。
基本的なGitの使い方は何ら変わりないので、その辺りは変わりません。IDE環境が変わりますので、設定方法など、異なる部分をピックアップしていきます。

Xcodeとは

一応Xcodeとは何かという話もしておかねばなりません。Xcodeというのは、MacOS上で動作するObjective-CやSwiftというプログラミング言語を開発するためのIDEになります。iPhoneアプリなんかを作ろうとすると、MacPCにXcodeを入れて、開発していくことになります。このXcodeでもGitを使用することができますので、本シリーズではその使い方をまとめていきたいと思います。

ローカルリポジトリへコミットするまでの手順

Xcodeにおいて、ローカルリポジトリの作成は非常に簡単に行えます。
手順を追ってみていきましょう。

1.Xcodeを起動し、新規プロジェクトを作成します。どれでも良いのですが、今回は「Single View Application」を作成します。
xcode1-1
Nextをクリックします。

2.プロジェクト名を指定します。
xcode-git-1-2
Nextをクリックします。

3.作成ディレクトリを指定します。
ここがポイントですが、「Create git repository on 〜」のチェックボックスにチェックを入れておきます。
作成さきは「My Mac」としておきます。
xcode-git-1-3
Createをクリックします。

これで新規プロジェクト用のローカルリポジトリも合わせて作成されたことになります。
自分でリポジトリ作成などを行わなくて済むので非常に簡単です。

4.新規ファイルを作成する。
コミットする用の新規ファイルを一つ作成しておきましょう。
今回は「testFile.swift」というファイルを「TestApp」ディレクトリに作成しました。
xcode-git-1-5

5.コミットする。
ローカルリポジトリはすでに出来上がっているので、あとは新規ファイルをコミットすればOKです。
「Source Control」メニューの「Commit」を選択します。
xcode-git-1-4

コミット画面が立ち上がりますので、「Commit Comment」を入力して、「Commit XX Files」をクリックしましょう。
ウィンドウが閉じました。これでコミット完了です。

6.コミットの確認をする。
同じく「Source Control」メニューから、今度は「History…」をクリックしましょう。
自分のコミット内容が表示されていればコミット成功です。

まとめ

今回はXcodeでGitを使う第一回として、ローカルリポジトリへのコミットまでを行いました。
非常に簡単に操作ができたことと思います。次回以降で、リモートリポジトリへのプッシュやプルなど、Eclipseで行っていた作業についてもみていきたいと思います。

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