平成27年度秋期試験 基本情報技術者 午前問解説(問1~問5)

この記事は2015年12月22日に書かれたものです。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。


基本情報技術者試験

IT関係の仕事に就くまたは就いているのならば、ぜひ取っておきたい資格が基本情報技術者試験です。今回は平成27年秋季試験について解説していきます。問題に関しては情報処理技術者試験のページからダウンロードしてください。

問1 10進数の演算式7÷32の結果を2進数で表したものはどれか。

7÷32を2進数で解答する計算問題です。解答への道のりとしては10進数のまま割り算して計算結果を2進数に変換する方法と、計算する前に2進数に変換して2進数で割り算をする方法があります。

【10進数で割り算する場合】

7÷32=0.21875

2進数に変換: 0.21875 = 1×0 + (1/2)×0 + (1/4)×0 + (1/8)×1 + (1/16)×1 + (1/32)×1 = 0.00111

【2進数で割り算する場合】

2進数に変換: 7 = 4×1 + 2×1 + 1×1 = 111

2進数に変換: 32 = 32×1 + 16×0 + 8×0 4×0 + 2×0 + 1×0 = 100000

111 ÷ 100000 = 0.00111 ※0.001×100000 + 0.0001×100000 + 0.00001×100000
よって正解は、(ウ)です。

問2 図の線上を,点Pから点Rを通って,点Qに至る最短経路は何通りあるか。

最短経路を求める問題です。この問題では点Rを経由する必要があるので、点P~点Rと点R~点Qのそれぞれの最短経路パターンを出して計算していく…でもいいのですが個人的にはこのくらいであればわかりやすく図に書きこんでいくのがいいと思います。

問2

図のようにそれぞれの点への最短経路数を一つ一つ書いていきゴールの最短経路数を求めます。今回は60通りあるので正解は(エ)です。

問3 関数f(x)は,引数も戻り値も実数型である。この関数を使った,①~⑤から成る手続を考える。手続の実行を開始してから②~⑤を十分に繰り返した後に,③で表示されるyの値に変化がなくなった。このとき成立する関係式はどれか。

変数を代入している手続きを簡略化していきます。

①x←a

②y←f(x)

③yを表示

④x←y

⑤②に戻る

1週目に表示しているのは、f(x)です。2週目は、f(f(x))です。3週目は、f(f(f(x)))です。4週目は(ry n週目の場合を図にして成り立つ関係式を考えてみましょう。

問3

成り立つ式はy=f(y)で正解は(エ)になります。

問4 アナログ電圧をディジタル化した後に演算処理することの利点として,適切なものはどれか。

アナログとディジタルについての問題です。

問4
(ア)上記の図の通り、アナログ⇒ディジタルでは波を表現できていないので誤差が生じます。
(イ)ディジタル化した場合は、アナログと違い0か1かで表現しているため雑音等の影響を受けにくくなります。
(ウ)数値の計算では丸め誤差が発生します。
(エ)ディジタル化する分遅延が発生します。
よって正解は(イ)です。

問5 ポインタを用いた線形リストの特徴のうち,適切なものはどれか。

ポインタを用いた線形リストに関してです。ポインタを用いた線形リストは下記のようなものになります。

問5
この図から、ポインタで指定された要素の後ろに新たな要素を追加する場合、下記のことを実施します。

①追加要素のポインタ設定

指定されている要素のポインタ(次要素を示している)にします。

②指定されている要素のポインタの変更

指定されている要素のポインタを追加要素に更新します。

どの要素に追加する場合でも上記の作業となるため、正解は(エ)になります。

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