続・とってもわかりやすいJAVA 【第23回 ラッパークラス(後半)】

この記事は2015年11月26日に書かれたものです。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。


では前回の続きです。

引き続き、基本データ型とオブジェクト参照型の型変換を説明するのですが、今回は特にString型について扱います。

String→基本データ型

実はラッパークラスにはXXXValueメソッド以外にもを基本データ型に変換するためのstaticメソッドも用意されています。
それがparceXXXメソッドです。(XXXにはラッパークラスが入る)
parceXXXメソッドの引数には対応する基本データ型かString型の値が渡されます。
ただし、Character型だけはString型を引数にとることができません。
理由は、「文字列」を「文字」に変換することができないからです。

ではサンプルをみてみます。

●TypeConvStr_01.java

public class TypeConvStr_01 {
    public static void main(String[] args) {
        int x = Integer.parseInt(args[0]);
        int y = Integer.parseInt(args[1]);

        System.out.println("x + y : " + (x + y));
    }
}

●実行結果

型変換9

●解説

・このプログラムはコマンドライン引数で入力された2つの整数の合計を求めるためのプログラムです。

・3,4行目
コマンドライン引数はString型ですので、int型に変換しています。

・6行目
実行時に渡したコマンドライン引数の合計が出力されます。

・ただしこの場合、intの範囲の整数しか変換できないの注意して下さい。
「a」や「3.14」などは実行時エラーになってしまいます。

基本データ型→String型

これはちょっとしたテクニックになります。

・TypeConvStr_02.java

public class TypeConvStr_02 {
    public static void main(String[] args) {
        int i = 10;
        String str = "" + i;
    }
}

最早解説の必要もないでしょう。
基本データ型の値をString型に変換したいのであれば、「””」という空文字と+演算子で文字列結合してあげればいいのです。
簡単そうに見えますが、なかなか一人では気づきにくいものです。

まとめ

  • String型を基本データ型に変換するには、各ラッパークラスのparceXXX()メソッドを使う
  • 基本データ型をString型に変換するには、空文字と文字列結合する

長かったですが型変換はこれでお終いです!

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