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androidでプッシュ通知を実装する【第2回 事前準備】
2015.09.17

androidでプッシュ通知を実装する【第2回 事前準備】

androidでのプッシュ通知の実装をテーマとした第2回です。

前回の記事ではプッシュ通知のおおまかな流れと、

クライアントアプリ・Appサーバ・GCMサーバの間でのやりとりに必要な認証情報を確認しました。

今回はそれらの認証情報のうち(コードを書いていく前に)取得する必要がある二つ、

すなわちセンダーIDとAPIキーの取得方法について説明します。

 

センダーIDとAPIキーの取得

前回さらっと触れましたがセンダーIDとAPIキーは

Google Developers Console(GDC)から取得できます。

こちらでまずアプリ用に適当な任意のプロジェクト名をつけて「プロジェクトを作成」しましょう。

作成したプロジェクトを選択するとプロジェクトの詳細ページに移りますが

そこにプロジェクト番号という数字列が記載されています。

プロジェクトページ赤丸

 

このプロジェクト番号がセンダーIDです。

プロジェクトIDのほうではないので注意してください。

このプロジェクト番号を控えればセンダーIDの取得は終わりです。

後はこの数字列をクライアントアプリに設定するだけです。簡単ですね。

 

次はAPIキーの取得です。

先ほどのプロジェクトの左メニューの[APIと認証]-[認証情報]をクリック。

プロジェクトメニュー認証情報赤丸

表示されたページで「認証情報の追加」→「APIキー」→「サーバーキー」の順で選択しましょう。

キーに任意の名前をつけてサーバーキーを「作成」します。

必要であればクライアントのIPアドレス制限も行っておきます。(後から変更可能です)

APIキー作成

作成すると表示されるAlza*********************のような文字列がAPIキーになります。

控えておきましょう。

APIキー

 

後はこのAPIキーをAppサーバに設定すれば終わりです。簡単ですね。

以上でセンダーIDとAPIキーの取得の説明は終わりです。

 

最後に、このプロジェクトがGCMのAPIを利用できるように

設定しておかなければなりません。

左メニュー [APIと認証]-[API] をクリック。

プロジェクトメニューAPI赤丸

たくさんのAPIが並んで表示されますが、その中からGoogle Cloud Messaging for Androidを

見つけ出しクリックします。

続いて「APIを有効にする」をクリック。

API有効化

これでGCMのAPIを使うことができるようになりました。

以上で事前準備は終わりです。

 

次回

今回でGDCで行える準備を済ませたので

次回からはいよいよandroidアプリ側の実装にステップを進めていきます。

Androidアプリ開発の必須知識!JAVAプログラミングを学べる連載リンク

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