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2012.12.06

PHP while文 【初級編 第32回】

PHP while文 【初級編 第32回】

while文

前回は for文について記載しました。
今回は while文について記載したいと思います。

while文について

while文も for文のようにループで処理をさせたい場合に使用します。
ただ記述のしかたが forとは異なります。

forの場合は初期化処理、条件、増減式の3つの式を記述してループさせますが、while の場合は条件の1つだけとなります。
while は単純に条件式が trueの間だけループさせるといった使い方をします。

while文の使い方

while文は以下のように記述します。

while(条件式){
  処理内容;
}

上記の条件式の結果が trueの間だけ処理内容を実行するといったことになります。

while文のサンプル

以下は $hensuu の値が 10 になるまで処理を繰り返すサンプルです。

<?php
  $hensuu = 1;
  while($hensuu <= 10){
    echo "$hensuu<br>";
    $hensuu++;
  }
?>

この場合は以下のように 1 から 10 までが表示されます。
for文のように初期化処理、増減処理を入れる箇所が無いので、別に記述してやる必要があります。
ブラウザ確認画像

do while文について

while文には do while という書き方もあります。
do while文を使用すると、最初に1回だけ処理内容を行ってから、条件が trueになっているかを確認します。
まだ条件式の結果が trueのままなら再度繰り返しを行い、もし falseだったら実行させないといった使い方をすることができます。

そのため少なくても1回は処理内容が行われるといったことになります。

do while文の使い方

do while文は以下のように記述します。

<?php
  do{
    処理内容;
  } while(条件);
?>
[php]

このように do の後ろに条件を記述し、whileでの条件判定は最後に記述します。


<h3>do while文のサンプル</h3>
以下では最初に $hensuu の中身を表示し、その後 while の部分で条件を判定しています。

[php]
<?php
  $hensuu = "aaa";
  do{
    echo "$hensuu<br>";
  } while($hensuu == "bbb");
?>

結果は以下のようになりました。
条件にマッチしなかったので、1回だけ実行してループを終了します。
ブラウザ確認画像

これが do while でなく通常の while文だったら1回も実行されずに終了するといったことになります。

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